[東京 16日 ロイター] - <15:05> 新興株はマザーズが3日続落、リスク回避強く 新興株式市場は、マザーズ総合が1.49%安の725.83ポイントと3日続落し た。東証グロース市場指数は1.39%安の919.87ポイントだった。 日経平均が軟調な中、投資家のリスク回避姿勢が強まった。目先の支持線として意識 された5日移動平均線を下回り、地合いは悪化した。一方、決算を手がかりにした個別物 色がみられた。 そーせいグループがさえなかったほか、オキサイドがストップ安と なった。半面、FPパートナーやティーケーピーは堅調だった。前週末 に決算を発表した企業では、シリコンスタジオやSERIOホールディングス<6 567.T>が売られた一方、ビザスクは買われた。 <13:30> 後場の日経平均は下げ幅拡大、300円超安で推移 円高進行で 後場の日経平均は前引け時点に比べ下げ幅を拡大し、300円超安で推移している。 ドル円が8カ月ぶりに127円台前半まで下落し、円高進行が日経平均の重荷となってい る。 市場では「日銀会合を控え、金利と為替の動きに左右される展開が続く」(国内証券 のストラテジスト)との声が聞かれた。 銀行株は、日銀による金融政策の追加修正への思惑から先週に物色されたが、利益確 定の売りが目立つ。後場に入り、東証33業種の値下がり率ランキングのトップとなって いる。 栃木銀行は6%超安、千葉興業銀行は5.5%超安と大幅に下落し ている。ホンダやスズキなど自動車関連も軒並み安い。 <11:40> 前場の日経平均は続落、円高が重荷 日銀会合控え様子見も 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比264円14銭安の2万5855円3 8銭と、続落した。為替が対ドルで円高に振れていることで輸出関連が売られ、日経平均 の重しとなった。一方、明日から始まる日銀の金融政策決定会合を前に、売りが一服した 後は投資家の様子見姿勢が強まった。 東京市場は売り先行でスタートし、一時300円超安となる場面もあったが、売り一 巡後は下げ幅をやや縮小。前場終盤にかけては小幅な値動きが続いた。 ドル/円相場が127円台前半と、円高に進行していることから、自動車などの輸 出関連株が軟調だったほか、先週物色された銀行株も広く売られた。一方、前週末の米国 市場で原油先物が7営業日続伸したことを受け、石油関連銘柄には買いが入った。 みずほ証券のマーケットストラテジスト・倉持靖彦氏は、「銀行株は先週買われすぎ た反動で利食いの売りが出ている」との見方を示した。きょうの東京市場は、明日からの 日銀会合を前に「投資家は終日、動きづらい状況が続くだろう」(倉持氏)という。 TOPIXは0.56%安の1892.33ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆3624億8300万円だった。東証33業種では、繊維業や 石油・石炭製品、パルプ・紙など9業種が値上がりした。他方、銀行業や海運業など24 業種は値下がりした。 個別では、日産自動車や日野自動車など、自動車株が売られた。り そなホールディングスや三井住友トラスト・ホールディングスなどの金 融株も軟調で、それぞれ東証プライム市場の値下がり率ランキングに入った。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが663銘柄(36%)、値下がりが107 7銘柄(58%)、変わらずが95銘柄(5%)だった。 <10:30> 日経平均は一時300円超安、円高が輸出関連の重し 日経平均は一時300円超安となる場面もみられたが、現在は下げ幅をやや縮小し、 前営業日比約250円安の2万5800円台後半で推移している。為替が対ドルで円高方 向に振れており、輸出関連株が売られている。 ドル/円が127円台に下落する中、日野自動車やホンダなどの自 動車株が軟調。一方、サービス業や食料品、電気・ガス業など内需株は小じっかり。 日銀の金融政策決定会合を17―18日に控え、金融政策の追加修正の思惑がドル/ 円の重しになっているとの見立てから「結果発表のある18日にかけて株価は上値が重く なりそうだ」(国内証券のストラテジスト)との見方が聞かれる。 一方、「2万6000円を割り込んだ水準では値ごろ感からの押し目買いが支えにな るとみられる。下押しは限定的だろう」(別の国内証券のストラテジスト)との声も聞か れる。 <09:08> 寄り付きの日経平均は続落、2万6000円割れ 円高が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比282円85銭安の2万5836 円67銭と続落して始まり、節目の2万6000円を割り込んだ。為替の円高進行が重し となり、自動車など輸出関連銘柄を中心に売りが先行しているほか、値がさ株も軟調に推 移している。一方、日銀の金融政策修正の思惑で金融株が堅調に推移している。 個別では、主力のトヨタ自動車が0.8%安、ホンダが1.7%安 、三菱自動車工業が1.5%安とさえない。 値がさのファーストリテイリングは2.6%安、東京エレクトロン は1.4%安で推移。 東証33業種では、証券業、パルプ・紙など8業種が値上がり。精密機器、非鉄金属 、輸送用機器など25業種は値下がりしている。 <08:22> 寄り前の板状況、セラクは買い優勢 文化シヤッターは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 セラク 26% 1,45 1,45 1,45 1,15 0 0 0 0 2 東名 24% 2,07 2,07 2,07 1,67 0 0 0 0 3 オカムラ 21% 1,71 1,71 1,71 1,41 6 6 6 6 4 モリト 21% 874 874 874 724 5 TSI HLDG 18% 479 478 479 404 6 りらいあコミュニケーションズ 16% 1,10 1,10 1,10 957 7 7 7 7 ヨシムラ・フード・HLDG <2 13% 718 717 718 637 884.T> 8 アグロ カネショウ 12% 1,67 1,67 1,67 1,49 6 5 6 9 9 IDOM 10% 720 719 720 655 10 理研計器 9% 4,75 4,75 4,76 4,34 8 5 0 5 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 文化シヤッター -21% 867 866 867 1,10 1 2 スタンレー電気 -20% 2,06 2,06 2,06 2,56 3 3 3 3 3 ネクソン -17% 2,43 2,43 2,43 2,93 4 4 4 4 4 Gunosy -17% 491 490 491 590 5 HOYA -9% 12,0 12,0 12,0 13,2 03 00 05 10 6 北陸電気工業 -9% 1,10 1,10 1,10 1,21 5 4 5 5 7 デンカ -7% 2,80 2,80 2,80 3,01 1 0 1 5 8 オオバ -7% 657 656 657 706 9 扶桑化学工業 -7% 3,22 3,22 3,22 3,46 3 0 5 0 10 日本ペイントHLDG -6% 1,03 1,02 1,03 1,10 0 9 0 0 (
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