[東京 17日 ロイター] - <15:09> 新興株はマザーズが4日続落、様子見で動意乏しい 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比0.58%安の721.65ポイントと 小幅ながら4日続落した。東証グロース市場指数は同0.54%安の914.93ポイン トだった。日銀金融政策決定会合の結果発表をあすに控えて様子見姿勢が強まり、動意に 欠く展開となった。 個別では、ELEMENTSがストップ安となったほか、monoAI t echnology、BeeXが軟調に推移した。 一方、pluszero、スマートドライブ、バンク・オブ・イノ ベーションは買われた。 <13:20> 後場の日経平均は小動き、日銀決定会合前で模様眺め 後場に入り日経平均は小動きで、足元は前場引け時点とほぼ同水準の前営業日約33 0円高の2万6100円台半ばで推移している。日銀金融政策決定会合の結果発表をあす に控え徐々に様子見姿勢が強まっており、「後場は模様眺めムードが続きそうだ」(国内 証券・ストラテジスト)という。 前場に続き自動車株や値がさ株がしっかりで、個別ではファーストリテイリング<998 3.T>が3.1%高、東京エレクトロンが2.5%高、トヨタ自動車が2 .7%高となっている。 日銀の金融政策については据え置きを予想する声が多く、「想定通り現状維持が発表 された場合は、イベント通過の安心感で買いが優勢となるのではないか」(国内運用会社 ・ポートフォリオマネージャー)との声が出ている。 <11:45> 前場の日経平均は反発、日銀会合の前に買い戻し優勢 円安が支援 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比318円19銭高の2万6140円5 1銭と、反発した。日銀の金融政策決定会合の結果発表をあすに控える中、前日までの下 げからの買い戻しが優勢となり、心理的節目2万6000円を回復した。為替が円安方向 に振れ、上昇に弾みをつけた。 日経平均は約90円高で寄り付いた後も徐々に上げ幅を拡大し、一時約370円高の 2万6198円69銭に上昇した。前日は米国市場が休場で手掛かりを欠く中、欧州株高 や為替の円安を背景に、前日までの下げからの買い戻しが強まった。中国経済の回復期待 も支えになった。 値がさの東京エレクトロンなど半導体関連株やTDKなど電子部品 株が堅調だったほか、指数寄与度の大きいファーストリテイリングやソフトバン クグループも高いかった。ドル/円は129円付近に上昇し、トヨタ自動車<720 3.T>など輸出関連株はしっかり推移した。一方、地銀株を中心に銀行株は軟調だった。 昨年12月の日銀会合での政策修正を経て、追加修正への警戒感が株価の重しとなり 、日経平均は前日までに1400円超下落。あす発表される会合結果への警戒感はくすぶ るが「織り込みは十分とみて、会合通過後の買い戻しを先取りする動きになった」(しん きんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声が聞かれた。 もっとも、イベント前に買い戻しが強まったことから「仮に政策修正がある場合には 、再び下押しするかもしれない」(藤原氏)という。 TOPIXは0.78%高の1900.95ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆2367億3300万円だった。東証33業種では、値上 がりは輸送用機器や電気機器、海運業など27業種で、値下がりは空運業や銀行業、電気 ・ガス業など6業種だった。 ファナックや信越化学工業が堅調。キーエンスも買われた 。一方、北国フィナンシャルホールディングスは大幅安。エーザイは 軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1277銘柄(69%)、値下がりは48 7銘柄(26%)、変わらずは69銘柄(3%)だった。 <10:18> 日経平均は上げ幅拡大、300円超高 買い戻しに弾み 日経平均は300円超高に上げ幅を拡大している。前日までの続落で600円超下落 したことに加え、為替が円安方向に振れており、買い戻しに弾みがついたとみられる。 物色傾向は「前日までに下げた銘柄の反動が目立つ」(国内証券のストラテジスト) との声が聞かれる。トヨタ自動車など輸出関連株がしっかり。値がさの東京エレ クトロンなど半導体関連株やTDKなど電子部品株が堅調なほか、指数 寄与度の大きいファーストリテイリングも高い。 東証33業種では、値上がりは輸送用機器や海運業、電気機器など29業種で、値下 がりは空運業や銀行業、電気・ガス業など4業種となっている。 <09:05> 日経平均は反発スタート、自律反発期待の買いが先行 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比93円19銭高の2万5915円 51銭と、反発してスタートした。前日は米国市場が休場となり手掛かりに乏しい中、前 日までの続落を受けて自律反発を期待した買いが先行した。市場で注目される日銀の金融 政策決定会合の結果発表をあすに控え、寄り付き後はやや伸び悩んでいる。 主力株はトヨタ自動車が堅調、ソニーグループが小高い。一方、三 菱UFJフィナンシャル・グループは軟調。半導体関連は東京エレクトロン<803 5.T>など総じてしっかり。指数寄与度の高いファーストリテイリングは堅調。ソ フトバンクグループは小高い。 <08:20> 寄り前の板状況、りらいあコミュニケーションズが買い優勢 ウイ ルプラスHLDGは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 りらいあコミュニケーションズ 27% 1,40 1,40 1,40 1,10 7 7 7 7 2 ホギメディカル 12% 3,72 3,72 3,72 3,31 0 0 0 5 3 マクロミル 12% 1,15 1,14 1,15 1,02 0 9 0 7 4 東プレ 9% 1,24 1,24 1,24 1,14 5 5 5 1 5 三光合成 8% 490 489 490 454 6 静岡ガス 7% 1,09 1,09 1,09 1,01 5 4 5 9 7 イーエムシステムズ 7% 890 889 890 834 8 ピー・シー・エー 6% 1,33 1,33 1,33 1,25 0 0 0 1 9 ジャパンディスプレイ 6% 43 42 43 40 10 東亜道路工業 6% 5,99 5,99 6,00 5,67 5 0 0 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ウイルプラスHLDG -10% 1,05 1,05 1,05 1,17 2 1 2 3 2 福井銀行 -9% 1,45 1,45 1,45 1,59 1 0 1 0 3 テラスカイ -9% 2,06 2,06 2,06 2,25 0 0 0 6 4 シーイーシー -7% 1,33 1,33 1,33 1,44 6 5 6 2 5 三井住友トラストHLDG <830 -7% 4,38 4,38 4,38 4,72 9.T> 1 0 1 8 6 マネーフォワード -7% 4,18 4,18 4,18 4,48 3 0 5 5 7 サムティ -6% 2,00 2,00 2,00 2,13 1 0 1 6 8 メドピア -5% 1,35 1,35 1,35 1,41 1 1 1 7 9 日本板硝子 -4% 571 570 571 596 10 清水銀行 -4% 1,49 1,49 1,49 1,55 3 2 3 7 (
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