[東京 25日 ロイター] - <15:50> 新興株はマザーズが6日続伸、朝安後に押し目買い 1カ月ぶり高値 新興株式市場は、マザーズ総合が0.74%高の778.23ポイントと6日続伸し 、12月15日以来1カ月ぶりの高値となった。東証グロース市場指数は前営業日比0. 93%高の987.87ポイントだった。 前日までの連騰やハイテク株比率の高い米ナスダック総合の小幅安を受けて朝方には 売りが先行したが、その後は日経平均の底堅い動きが投資家心理を支え、押し目買いが入 った。 個別では、ビジョナルが堅調。ブライトパス・バイオやプログリッ トは一時ストップ高となった。一方、フリーやFIXERが大 幅安。monoAI technoloも軟調だった。 <13:18> 後場の日経平均は上げ幅拡大、円安が支援 循環物色の側面も 後場の日経平均は上げ幅を拡大している。昼休み時間中からドル/円が130円台半 ばへと強含み、日経平均は一時170円高に上昇した。足元では110円高程度に上げ幅 を縮小し、伸び悩んでいる。 市場では「為替がやや円安方向に振れ、相場を支援した」(国内運用会社のファンド マネージャー)との声が聞かれた。一方、時間外取引の米株先物が軟調な推移を続け投資 家心理の重しになっており、上値は限られている。 業種別では、海運業や精密機器、医薬品などで前引け時点に比べた上げ幅が目立つ。 輸送用機器や機械、電気機器といった輸出関連株も小幅に上げ幅を拡大している一方、空 運業や陸運業は小幅に上げ幅を縮めている。 日銀の政策修正後に堅調だった銀行株がさえない一方、前日に売られた鉄鋼株が買い 直されており「循環物色が中心」(国内証券のストラテジスト)との見方もある。 <11:45> 前場の日経平均は4日続伸、押し目買いで底堅い 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比30円17銭高の2万7329円36 銭と、4日続伸した。前日までの上昇の反動で軟調にスタートしたが、押し目買いが入り 後半にかけ底堅い展開となった。ただ、企業決算の内容を見極めたいとの思惑もあり、騰 勢が強まる動きにはならなかった。 日経平均は120円安で始まった後、徐々に下げ幅を縮小。為替が若干ながら円安方 向に振れたことや押し目買いの流入でプラス圏に浮上し、前営業日比約50円高の2万7 353円92銭の高値を付けた。ただ、上げ幅を拡大する展開にはならず、決算を手掛か りにした利益確定の売りも重しとなった。 前日に決算を発表した日本電産は5.3%と大幅に下落したが、同社株の売 りが他銘柄に波及する動きはみられず、相場全体としては底堅さを維持した。「日経平均 は2万8000円以下では割安感があると意識され、下落局面では下値を拾う動きとなっ ている」(国内証券・ストラテジスト)といい、目先は2万7000円台での根固めを予 想する声が出ている。 一方、テクニカル面では200日移動平均線(2万7223円13銭=現在)が依然 として下向きとなっていることから、「今週後半は上値の重い展開が続きそうだ」(野村 証券・ストラテジスト、神谷和男氏)という。 TOPIXは0.19%高の1976.62ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆2596億8600万円だった。東証33業種では、鉄鋼、そ の他製品、電気・ガス業など25業種が値上がり。銀行業、卸売業、保険業など6業種は 値下がりしたほか、鉱業、サービス業は変わらずだった。 個別では、ディスコが2.6%安と軟調。前日に好決算を発表したものの、 決算を手掛かりに利益確定売りが優勢となった。 日本製鉄、東京製鉄は4%超高と堅調で、いずれも東証プライム市 場の値上がり率上位に入った。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1048銘柄(57%)、値下がりが66 3銘柄(36%)、変わらずが126銘柄(6%)だった。 <10:33> 日経平均は一進一退、日本電産は値下がり率トップ 日経平均は前日終値を挟んで一進一退の値動きとなっている。プラス転換する場面も あり、底堅さも確認される。業種別では、鉄鋼や海運業の上昇が目立っている。「昨日値 下がりした銘柄が買われるなど、循環的な動き」(国内運用会社・ポートフォリオマネー ジャー)とみられている。 個別では、前日に業績予想の下方修正を発表した日本電産が6%安と軟調で 、東証プライム市場の値下がり率トップ。中国での新型コロナの感染拡大の悪影響が出た が、同国でビジネスを展開する他の銘柄群への売りは限定的となっている。村田製作所<6 981.T>、ファナックは小幅安、ダイキン工業は小幅高と底堅い。 市場では、ゼロコロナ政策の緩和により経済が動き出した1―3月期の業績を見据え て「(経済の)回復期待が意識されているのではないか」(同)との声が出ている。 <09:06> 寄り付きの日経平均は反落、利益確定優勢 徐々に下げ幅縮小 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比123円31銭安の2万7175 円88銭と、反落してスタートした。日経平均は今週に入り大幅上昇した反動で、利益確 定売りが優勢となった。ただ、寄り付き後は徐々に下げ幅は縮小し、前日の終値付近まで 値を戻すなど底堅さもみられる。 個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループが小幅 安、東京エレクトロンは小幅高で推移。前日に決算発表を行った日本電産<6594. T>は売り気配となっている。 東証33業種では、海運業、鉄鋼、医薬品など22業種が値上がり。サービス業、卸 売業、その他金融業など11業種は値下がりしている。 <08:21> 寄り前の板状況、サトーHDは買い優勢 コロプラは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 サトーHLDG 24% 2,55 2,55 2,55 2,05 5 5 5 5 2 ウェルネオシュガー 22% 2,02 2,02 2,02 1,65 9 9 9 9 3 ヤマトHLDG 21% 2,50 2,49 2,50 2,06 0 9 0 8 4 JBCC HLDG 19% 2,20 2,20 2,20 1,86 7 6 7 0 5 ニフコ 15% 3,79 3,79 3,80 3,31 8 5 0 0 6 月島機械 14% 1,15 1,14 1,15 1,01 0 9 0 0 7 日本電設工業 13% 1,81 1,81 1,81 1,60 8 8 8 5 8 スプリックス 10% 966 965 966 877 9 日本工営 9% 3,79 3,79 3,80 3,47 8 5 0 5 10 栄研化学 9% 1,80 1,80 1,80 1,65 5 4 5 2 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 コロプラ -14% 577 576 577 674 2 日本電産 -12% 6,66 6,66 6,66 7,55 7 6 7 1 3 合同製鐵 -10% 2,20 2,20 2,20 2,45 1 0 1 7 4 クリエイトSD HLDG <314 -9% 3,15 3,15 3,15 3,46 8.T> 3 0 5 5 5 C&FロジHLDG -9% 1,11 1,11 1,11 1,22 6 6 6 2 6 東テク -6% 3,46 3,46 3,46 3,68 5 5 5 0 7 ジャフコ グループ -5% 2,24 2,24 2,24 2,36 1 0 1 5 8 メック -5% 2,37 2,37 2,37 2,49 0 0 0 9 9 HOYA -5% 13,4 13,4 13,4 14,2 88 85 90 00 10 テクマトリックス -5% 1,70 1,70 1,70 1,78 1 0 1 7 (
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