[東京 27日 ロイター] - <10:17> 日経平均は一時マイナス、日銀の追加修正思惑が重し インテル決 算嫌気も 日経平均は一時マイナスに転換した。小高く寄り付いた後、徐々に上げ幅を縮小した 。 市場では「日銀の政策修正への思惑が相場の重しになっているようだ」(国内証券の ストラテジスト)との声が聞かれた。金利先高観から銀行が買われている一方、不動産業 はさえない。 1月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)が104.2と、 前年同月比4.3%上昇し、前月の3.9%上昇を上回って1981年5月以来の伸び率 となり、思惑につながったとみられる。 一方、朝方に底堅い動きだった半導体関連株は弱い。米半導体大手・インテル<INTC. O>の決算内容が嫌気されているとみられる。インテルは、パソコン市場の低迷やデータセ ンター向けの減速が重しとなり、市場予想を下回る低調な業績見通しを示し、株価は時間 外取引で9.5%急落した。 業種別の上昇率は化学工業がトップ。営業利益の見通しを引き上げた信越化学工業<4 063.T>が大幅高となっており、セクターをけん引している。 <09:06> 日経平均は小反発スタート、米景気懸念が和らぐ トヨタは小じっ かり 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比65円66銭高の2万7428円 41銭と、小幅に反発してスタートした。米国の実質国内総生産(GDP)が予想を上回 って景気懸念が和らぎ、米市場では株高となっており、買いが先行した。その後はやや伸 び悩んでいる。 前日に社長交代を発表したトヨタ自動車は小じっかり。半導体関連は東京エ レクトロンが小高い。指数寄与度の高いファーストリテイリングが小安 い一方、ソフトバンクグループは堅調となっている。 <08:23> 寄り前の板状況、野村不動産HLDGが買い優勢 三菱鉛筆は売り 優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 野村不動産HLDG 15% 3,33 3,33 3,34 2,90 8 5 0 8 2 栄研化学 8% 1,80 1,80 1,80 1,66 5 4 5 7 3 カカクコム 5% 2,28 2,27 2,28 2,16 0 9 0 7 4 シップヘルスケアHLDG <336 5% 2,68 2,68 2,68 2,55 0.T> 0 0 0 1 5 SBテクノロジー 5% 2,05 2,04 2,05 1,95 0 9 0 2 6 サンワテクノス 5% 1,69 1,69 1,69 1,61 5 4 5 5 7 セントラル硝子 5% 2,98 2,98 2,98 2,85 9 8 9 0 8 フロンティア・マネジメント <7 5% 1,50 1,49 1,50 1,43 038.T> 0 9 0 1 9 オープンハウスグループ <3288. 5% 5,26 5,26 5,27 5,03 T> 5 0 0 0 10 高砂熱学工業 5% 1,91 1,91 1,91 1,82 2 1 2 7 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 三菱鉛筆 -19% 1,15 1,15 1,15 1,42 1 0 1 6 2 ペガサスミシン製造 -18% 676 675 676 825 3 フジ住宅 -15% 587 587 587 687 4 ゴールドクレスト -8% 1,60 1,60 1,60 1,73 1 0 1 3 5 第一工業製薬 -7% 1,90 1,90 1,90 2,03 1 0 1 9 6 プレステージ・インターナショ -6% 711 710 711 758 ナ 7 ギークス -6% 851 850 851 905 8 ダブルスタンダード -5% 2,07 2,07 2,07 2,19 3 2 3 0 9 東邦チタニウム -5% 2,55 2,55 2,55 2,69 2 1 2 5 10 キッセイ薬品工業 -5% 2,42 2,42 2,42 2,55 0 0 0 3 (
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