[東京 27日 ロイター] - <15:44> 新興株はマザーズが続落、上場2日目のテクノロジーズは初値下回る 新興株式市場は、マザーズ総合は前営業日比0.81%安の770.96ポイントと 、続落した。東証グロース市場指数は同0.84%安の978.08ポイントだった。新 興株市場は足元、上昇基調が続いていたため、利益確定の売りが優勢となった。 上場2日目のテクノロジーズはは公開価格の3.6倍の3650円で初値を 付け、一時4000円まで上昇。終値は3600円で初値を下回った。 個別では、ナノキャリアがストップ高となったほか、インパクトホールディ ングスが8.4%高としっかりだった。 一方、monoAI technology、ベースフードは軟調 に推移した。 <13:39> 日経平均は一進一退、企業決算を警戒し模様眺め 後場の日経平均はプラス圏とマイナス圏を行き来しながら、一進一退の値動きを続け ている。足元では40円高の2万7400円付近で推移している。「週末の上、日米の企 業決算への警戒感が根強く、手掛かりに乏しい中では模様眺めになりやすい」(国内証券 のストラテジスト)という。 きょうは海運株の下げが目立っており「一部の証券が格下げしたのが、きょうの下げ の一因だろう」(別の国内証券のストラテジスト)とみられている。日本郵船や 商船三井は約4%安となっている。業種別の値下がり率トップは、午前に続き海 運となっている。一方、値上がり率トップは銀行。 指数寄与度の大きい信越化学工業やファーストリテイリングが引き 続き堅調。2銘柄で指数を50円程度押し上げている。 <11:45> 前場の日経平均は小幅反発、強弱材料入り交じり方向感欠く 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比18円43銭高の2万7381円18 銭と、小幅に反発した。米株高を好感して小高く始まったが、日銀の政策修正への思惑や 米企業業績への懸念が重しとなりマイナスに転じる場面があるなど、強弱材料が入り交じ って方向感を欠いた。 日経平均は60円高と小幅高でスタートし、90円高程度に上値を伸ばした。米国市 場では実質国内総生産(GDP)が予想を上回ったことで景気懸念が和らいで株高となり 、東京市場でも好感する動きが先行した。 その後は徐々に上げ幅を縮め、一時マイナスに転じ35円安に下げを広げる場面もあ った。「日銀が追加で政策修正するとの思惑が意識され相場の重しになった」(国内証券 のストラテジスト)という。 朝方に発表された東京都区部の消費者物価指数(コアCPI)が1981年5月以来 の伸び率となり、思惑につながったとみられる。金利先高観から銀行株が堅調だった一方 、不動産株は弱かった。ドル/円が軟調で、輸出関連株などの上値を抑えた。 米半導体大手のインテルが市場予想を下回る低調な業績見通しを示し、時間 外取引で株安となったことも嫌気された。半導体関連株は、朝方は前日の米ハイテク株高 を受けて底堅かったが、軟調に転じた。 日本株は先週末から今週前半にかけて大きく上昇したが「ショートに傾いていた向き が買い戻しを余儀なくされて株価は戻ってきたが、それ以外に買いたい理由は見当たらな い」(ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役)との声が聞かれる。 足元では日米で企業決算シーズンが続いており「これから出てくる発表での下方修正 が警戒され、株価の戻りはいっぱいいっぱい(限界)ではないか」(菊池氏)という。来 週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた週末でもあり、利益確定売りが出やすい 側面もある。 TOPIXは0.07%高の1979.85ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆4053億2000万円だった。東証33業種では、値上 がりは銀行業や化学工業、卸売業など17業種で、値下がりは海運業や精密機器、医薬品 など16業種だった。 前日に社長交代を発表したトヨタ自動車は横ばい。「目先の経営への影響は 限定的」(別の国内証券のアナリスト)との見方もあり、大きな値動きにはならなかった 。好決算を発表した信越化学工業が大幅高。三井住友FGは堅調だった 。一方、アドバンテストや野村不動産HLDGが軟調。日本郵船<9101. T>は大幅安だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが871銘柄(47%)、値下がりは849 銘柄(46%)、変わらずは115銘柄(6%)だった。 <10:17> 日経平均は一時マイナス、日銀の追加修正思惑が重し インテル決 算嫌気も 日経平均は一時マイナスに転換した。小高く寄り付いた後、徐々に上げ幅を縮小した 。 市場では「日銀の政策修正への思惑が相場の重しになっているようだ」(国内証券の ストラテジスト)との声が聞かれた。金利先高観から銀行が買われている一方、不動産業 はさえない。 1月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)が104.2と、 前年同月比4.3%上昇し、前月の3.9%上昇を上回って1981年5月以来の伸び率 となり、思惑につながったとみられる。 一方、朝方に底堅い動きだった半導体関連株は弱い。米半導体大手・インテル<INTC. O>の決算内容が嫌気されているとみられる。インテルは、パソコン市場の低迷やデータセ ンター向けの減速が重しとなり、市場予想を下回る低調な業績見通しを示し、株価は時間 外取引で9.5%急落した。 業種別の上昇率は化学工業がトップ。営業利益の見通しを引き上げた信越化学工業<4 063.T>が大幅高となっており、セクターをけん引している。 <09:06> 日経平均は小反発スタート、米景気懸念が和らぐ トヨタは小じっ かり 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比65円66銭高の2万7428円 41銭と、小幅に反発してスタートした。米国の実質国内総生産(GDP)が予想を上回 って景気懸念が和らぎ、米市場では株高となっており、買いが先行した。その後はやや伸 び悩んでいる。 前日に社長交代を発表したトヨタ自動車は小じっかり。半導体関連は東京エ レクトロンが小高い。指数寄与度の高いファーストリテイリングが小安 い一方、ソフトバンクグループは堅調となっている。 <08:23> 寄り前の板状況、野村不動産HLDGが買い優勢 三菱鉛筆は売り 優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 野村不動産HLDG 15% 3,33 3,33 3,34 2,90 8 5 0 8 2 栄研化学 8% 1,80 1,80 1,80 1,66 5 4 5 7 3 カカクコム 5% 2,28 2,27 2,28 2,16 0 9 0 7 4 シップヘルスケアHLDG <336 5% 2,68 2,68 2,68 2,55 0.T> 0 0 0 1 5 SBテクノロジー 5% 2,05 2,04 2,05 1,95 0 9 0 2 6 サンワテクノス 5% 1,69 1,69 1,69 1,61 5 4 5 5 7 セントラル硝子 5% 2,98 2,98 2,98 2,85 9 8 9 0 8 フロンティア・マネジメント <7 5% 1,50 1,49 1,50 1,43 038.T> 0 9 0 1 9 オープンハウスグループ <3288. 5% 5,26 5,26 5,27 5,03 T> 5 0 0 0 10 高砂熱学工業 5% 1,91 1,91 1,91 1,82 2 1 2 7 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 三菱鉛筆 -19% 1,15 1,15 1,15 1,42 1 0 1 6 2 ペガサスミシン製造 -18% 676 675 676 825 3 フジ住宅 -15% 587 587 587 687 4 ゴールドクレスト -8% 1,60 1,60 1,60 1,73 1 0 1 3 5 第一工業製薬 -7% 1,90 1,90 1,90 2,03 1 0 1 9 6 プレステージ・インターナショ -6% 711 710 711 758 ナ 7 ギークス -6% 851 850 851 905 8 ダブルスタンダード -5% 2,07 2,07 2,07 2,19 3 2 3 0 9 東邦チタニウム -5% 2,55 2,55 2,55 2,69 2 1 2 5 10 キッセイ薬品工業 -5% 2,42 2,42 2,42 2,55 0 0 0 3 (
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