[東京 31日 ロイター] - <15:50> 日経平均・日足は「小陰線」、5日線を下回る 200日線が支持線に 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陰線」となった。終値は2万7327円11 銭。5日移動平均線(2万7380円17銭=31日)を10営業日ぶりに終値で下回っ たほか、厚みはないものの日足・一目均衡表の雲に再びつかまった。 節目の2万7500円での上値の重さが続いている一方、下方向では200日移動平 均線(2万7218円28銭=同)や75日線(2万7210円88銭=同)が通る2万 7200円が目先の支持線になりそうだ。 <15:30> 新興株はマザーズが小幅続伸、好業績銘柄の物色も 新興株式市場は、マザーズ総合が0.28%高の775.93ポイントと、小幅に続 伸した。前日の米ナスダック総合の下落が投資家心理の重しになった一方、好業績を手掛 かりにした物色がみられた。東証グロース市場指数は0.26%高の983.4ポイント だった。 M&A総合研究所がストップ高となり、昨年来高値を更新した。キャンバス も高値を更新、そーせいグループは堅調だった。一方、ビジョナル<419 4.T>やウェルスナビは軟調。アクシージアはさえなかった。 <13:35> 日経平均は後場に下げ幅拡大、目先はレンジ推移の見方 日経平均は後場に下げ幅を拡大し、一時70円安に下落した。もっとも、現時点で下 げ幅は限定的だとして「基本的には米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした模様眺 めが続いている」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれる。 市場では、目先の手掛けにくさが意識されており、イベント通過までレンジでの値動 きとの見方が出ている。「心理的節目2万7500円の上値の重さが意識される一方、下 方向は(2万7200円付近を通る)200日線が支えになりそうだ」(国内証券のスト ラテジスト)という。 業種別では、後場に入って鉄鋼や精密機器がマイナス転換し、電気・ガスは前引け時 点から上げ幅を縮小している。決算発表後に第一三共が売られた医薬品は下げ幅 を拡大。一方、三和ホールディングスが決算を手掛かりに一時8%超高に上昇し 、金属製品は上げ幅を拡大している。商船三井は小安い。 <11:50> 前場の日経平均は小反落、FOMCを控え一進一退 個別物色が活 発化 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比3円81銭安の2万7429円59銭 と、小幅に反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や米連邦準備理事会 (FRB)議長会見を日本時間の明後日未明に控える中、前日終値を挟み一進一退となっ た。一方、決算を手掛かりにした個別物色は活発だった。 日経平均は小高く始まった後、一時60円高に上値を伸ばした。ドル/円が前日より 円安に振れていたことを支えに、輸出関連株を中心に買いが先行した。その後は徐々に上 げ幅を縮小し、前日終値を挟んだ一進一退に移行した。前日の米株安や、為替がやや円高 方向に揺り戻したことが重しになり、一時54円安に下落した。 FOMCなどのイベントへの警戒感がくすぶり「とりわけ、きょうとあすは動きにく い」(国内証券のストラテジスト)という。一方、決算を受けた個別物色が活発化。市場 では「好決算銘柄が強さを維持しているほか、さえない決算で売られた銘柄も短期間で値 を戻しており、耐性が感じられる」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との 見方が聞かれた。 TOPIXは0.04%高の1983.19ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆2763億0200万円だった。東証33業種では、値上 がりは電気・ガス業やパルプ・紙、水産・農林業など21業種で、値下がりは銀行業や鉱 業、石油・石炭製品など12業種だった。 個別では、好決算を発表した中部電力やオリエンタルランドが買わ れた一方、見通しが市場予想を下回ったキヤノンは売られた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1214銘柄(66%)、値下がりは56 1銘柄(30%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。 <10:35> 日経平均は一進一退、FOMC控え模様眺めに 日経平均は前日終値を挟んだ一進一退が続いている。足元では40円安の2万740 0円付近となっている。 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表や米連邦準備理事会(FRB)議長会 見を控える中、模様眺めとなってきており、市場では「上値は重そうだが下げも限られて おり、大きく崩れそうにない」(国内証券のアナリスト)との見方が聞かれる。 決算などを材料にした個別物色が活発化している。好決算の中部電力やオリ エンタルランドが買われた一方、見通しが市場予想を下回ったキヤノン は弱く、「素直な反応が目立つ」(別の国内証券のストラテジスト)という。 東証33業種では、値上がりは電気・ガス業やパルプ・紙、水産・農林業など22業 種で、値下がりは鉱業や石油・石炭製品、銀行業など11業種となっている。 <09:05> 日経平均は小幅続伸、一進一退で方向感乏しく 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比25円16銭高の2万7458円 56銭と小幅に続伸して始まった。その後、マイナスとプラスを往来する一進一退の値動 きとなっている。 日本時間の今晩から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に投資家の様子見 姿勢が強まっており、方向感に乏しい。為替がやや円安に振れており、三菱自動車工業<7 211.T>など、輸出関連株の一角には買いが入っている。 <08:23> 寄り前の板状況、ニッコンHLDGが買い優勢 M&Aキャピタル パートナーズは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 ニッコンHLDG 20% 2,951 2,951 2,951 2,451 2 バルカー 18% 3,275 3,275 3,275 2,771 3 日本M&AセンターHLDG 16% 1,568 1,567 1,568 1,353 4 兼松エレクトロニクス 15% 6,185 6,180 6,190 5,370 5 中部電力 12% 1,437 1,436 1,437 1,287 6 シンプレクス・HLDG 11% 2,450 2,449 2,450 2,216 7 NECキャピタルソリューション <8793 8% 2,515 2,515 2,515 2,320 .T> 8 鴻池運輸 8% 1,643 1,642 1,643 1,521 9 オカムラ 6% 1,495 1,495 1,495 1,405 10 コア 5% 1,510 1,510 1,510 1,440 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 M&Aキャピタルパートナーズ <6080.T -19% 4,380 4,380 4,380 5,380 > 2 ストライク -14% 4,175 4,175 4,175 4,875 3 キヤノンマーケティングジャパン <8060 -7% 2,811 2,810 2,811 3,010 .T> 4 コーエーテクモHLDG -6% 2,283 2,282 2,283 2,421 5 アバントグループ -6% 1,400 1,399 1,400 1,481 6 ビーウィズ -5% 1,370 1,369 1,370 1,449 7 ホギメディカル -5% 3,338 3,335 3,340 3,520 8 因幡電機産業 -5% 2,646 2,646 2,646 2,788 9 リョーサン -5% 2,901 2,900 2,901 3,050 10 JCU -5% 3,053 3,050 3,055 3,205 (
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