[東京 1日 ロイター] - <15:37> 日経平均・日足は「小陰線」、一目均衡表の雲を上抜け 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陰線」となった。相場の弱もち合いを示して いる。終値は2万7346円88銭。75日移動平均線や200日移動平均線が同水準に あり、下値抵抗線として働いている。ローソク足も一目均衡表の雲を上抜けており、雲が 下値支持帯となっている。 <15:06> 新興株はマザーズが続伸、好決算企業に買い 新興株式市場は、マザーズ総合が0.93%高の783.18ポイントと、続伸した 。前日の米ナスダック総合の上昇を好感した買いが入ったほか、好業績を手掛かりにした 物色もみられた。東証グロース市場指数は0.96%高の992.82ポイントだった。 個別では、グローバルセキュリティエキスパートがストップ高となった。一 方、前日に昨年来高値を更新したM&A総合研究所は10.7%安と売られた。 <13:25> 後場の日経平均は一進一退、イベントにらみ手控えムード 後場に入り、日経平均は前日終値を挟んで一進一退の展開となっている。一時、マイ ナス圏に沈む場面もあった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が明日未明に公表 されるのを前に、徐々に手控えムードが強まっている。市場では「重要イベントを控えて 、このまま上値の重い展開が続きそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれ る。 今週は米雇用統計の公表や、アマゾン・ドット・コム、アップルな ど米大手ハイテク企業の決算発表を控えていることから、「FOMCが終わっても、イベ ント通過の安心感から大きく株価が上昇する可能性は低いのではないか」(別の国内証券 ・ストラテジスト)との指摘も出ていた。 <11:45> 前場の日経平均は反発、米株高を好感 買い一巡後は上げ幅縮小 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比49円11銭高の2万7376円22 銭と、小幅に反発した。前日の米株高を好感する形で日本株市場でも買いが優勢となり、 一時、取引時間中として1カ月半ぶりの高値を付ける場面もあった。ただ、明日未明に米 連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表控え、買い一巡後は上げ幅を縮小し、騰勢は 続かなかった。 日経平均は寄り付きから150円高と、しっかりとスタートした。寄り付き直後には 、前営業日比約220円高の2万7547円67銭まで上昇する場面もあった。一方、重 要イベントを控えて積極的に上値を試す動きにはならず、買いが一服すると次第に上げ幅 は縮小。循環的な物色がみられたほか、決算を手掛かりにした売買も活発になった。 マーケット参加者の関心はFOMCに移っている。足元の利上げペースの鈍化は織り 込み済みとの指摘があり、「3月以降の米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースに注 目が集まっている」(国内証券・ストラテジスト)という。市場の間では先々の利上げ停 止への期待感もある中、「FOMCの結果で利上げ継続の思惑が高まれば、米金利高、株 安となる可能性もある」(同)という。 雨宮総研の代表・雨宮京子氏は、目先の日経平均について「2万7500円が壁にな っており、(同水準を)明確に上抜けるのは難しい」と話す。一方、売り材料も見当たら ないことから下値は堅く、「2万7000円台で一進一退となりそうだ」とみている。 TOPIXは0.17%高の1978.65ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆5803億5500万円だった。東証33業種では、海運業、 サービス業、鉄鋼など20業種が値上がり。一方、ガラス・土石業、陸運業、精密機器な ど13業種は値下がりした。 個別では、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連株が しっかり。一方、前日に受注見通しの引き下げを発表したレーザーテックは12 %安と大幅下落した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが968銘柄(52%)、値下がりが770 銘柄(42%)、変わらずが95銘柄(5%)だった。 <10:44> 日経平均は小動き、決算手掛かりに個別物色も 日経平均は小動きが続いており、前営業日比約110円高の2万7400円台前半で 推移している。日本時間のあす未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表さ れることから積極的に上値を追う動きにはなっていないが、底堅さもみられる。 市場では、これまで売られていた銘柄が買われ上昇していた銘柄が売られるなど「循 環的な動きとなっている」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれる。企業決算を 材料にした物色も活発で、「好決算の銘柄が買われ、通期見通しを引き下げた企業は売ら れており、(決算に)素直に反応しているようだ」(同)という。 個別では、前日に受注見通しの引き下げを発表したレーザーテックが11% 安。一方、堅調な決算内容を手掛かりにアドバンテストは急反発し、5%高とな っている。 <09:05> 日経平均は反発スタート、タカ派FOMCへの警戒和らぎ節目上回 る 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比156円30銭高の2万7483 円41銭と、反発してスタートした。米国市場では、雇用コストの伸びが鈍化したことで 米連邦公開市場委員会(FOMC)がタカ派的なイベントになるとの警戒感が和らぎ株高 となっており、東京市場でも買いが先行した。 その後も上値を伸ばし、節目の2万7500円を一時上回った。取引時間中として1 カ月半ぶりの高値圏。 主力株はトヨタ自動車が小高く、ソニーグループが堅調。半導体関 連は東京エレクトロンがしっかり。指数寄与度の高いファーストリテイリング<9 983.T>は小高く、ソフトバンクグループは堅調となっている。 前日に受注高予想を下方修正したレーザーテックは一時7%超安に下落した 。 <08:22> 寄り前の板状況、丸文が買い優勢 トーモクは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 丸文 29% 1,31 1,31 1,31 1,01 6 5 6 7 2 WOW WORLD GROU 28% 1,39 1,39 1,39 1,09 P 0 0 0 0 3 グリムス 25% 2,51 2,51 2,51 2,01 3 3 3 3 4 FPG 23% 1,30 1,29 1,30 1,05 0 9 0 8 5 フェイスネットワーク 22% 1,68 1,68 1,68 1,38 1 1 1 1 6 キャリアデザインセンター <241 20% 1,76 1,76 1,76 1,46 0.T> 7 7 7 7 7 テクノスジャパン 16% 564 563 564 484 8 理想科学工業 12% 2,43 2,43 2,43 2,16 0 0 0 1 9 JCRファーマ 12% 1,78 1,78 1,78 1,59 5 5 5 5 10 ファイズHLDG 12% 1,05 1,04 1,05 940 0 9 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 トーモク -13% 1,46 1,46 1,46 1,68 1 0 1 4 2 テクマトリックス -12% 1,55 1,55 1,55 1,76 1 0 1 7 3 リンナイ -7% 9,52 9,52 9,52 10,2 0 0 0 20 4 SRE HLDG -7% 3,80 3,80 3,80 4,08 3 0 5 0 5 マキタ -6% 3,22 3,22 3,23 3,44 8 5 0 0 6 レーザーテック -6% 24,0 24,0 24,0 25,5 03 00 05 30 7 西松建設 -6% 3,81 3,81 3,81 4,05 3 0 5 5 8 日本金属 -6% 915 914 915 972 9 ジェイテックコーポレーション -6% 3,00 3,00 3,00 3,19 3 0 5 0 10 ビーウィズ -6% 1,36 1,36 1,36 1,44 0 0 0 3 (
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