[東京 2日 ロイター] - <15:44> 日経平均・日足は「小陰線」、10日線と100日線が「ゴールデンク ロス」 日経平均・日足は上に短く下にやや長いヒゲを伴う「下影陰線」の形に近い「小陰線 」となった。相場の弱もち合いを示している。終値は2万7402円05銭。 10日移動平均線(2万7239円07銭=2日)が100日線(2万7221円7 0銭=同)を下から上に突き抜け、「ゴールデンクロス」となったほか、一目均衡表では ローソク足が「雲」を突き抜けるなど、短期的には上昇相場が見込まれる。 一方で、5日線(2万7378円40銭=同)がほぼ横ばいで推移していることや、 心理的節目の2万7500円では依然として上値の重さが意識されていることから、騰勢 が継続するかが今後の焦点となりそうだ。 <15:20> 新興株はマザーズが4日続伸、米ハイテク株高で買い優勢 新興株式市場は、マザーズ総合が0.27%高の785.27ポイントと4日続伸し た。前日に米ナスダック総合が2%上昇したことを好感し、新興株市場でも買いが優勢と なった。東証グロース市場指数は0.29%高の995.72ポイントだった。 個別では、フリーやビジョナルが堅調だった。 一方、そーせいグループやアンジェスは軟調に推移した。 <13:32> 後場の日経平均は小動き、米企業決算や中銀イベントにらみ様子 見 後場に入り、日経平均は前場引けの水準で小動きの展開となっている。一時、前日の 終値付近まで上げ幅を縮小する場面もみられた。東証プライム市場の騰落数では値下がり 銘柄が65%となり、前場に比べて売りがやや優勢となっている。 米大手ハイテク企業の決算や欧州の中銀イベントのほか、週末には米雇用統計の公表 を控え、これらの結果が出揃った後の市場の反応を見極めたいとの思惑が強いという。「 焦って資金を入れる投資家は多くない」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた 。 米連邦公開市場委員会(FOMC)後、米金利低下に伴い為替は円高基調となってい る。市場では、円高進行の余地はまだあるとの指摘も聞かれ、「日本株の上値を抑える要 因となりそうだ」(国内金融機関・シニアエコノミスト)という。 <11:46> 前場の日経平均は小幅続伸、米企業決算など控え徐々に伸び悩み 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比44円97銭高の2万7391円85 銭と、小幅に続伸した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過して米市場が株高とな った流れを引き継いで、日本株は底堅い展開となった。ただ、米大手ハイテク企業の決算 発表や欧州の中銀イベントをにらんで手控えムードが強まったほか、為替の円高進行が重 しとなり、買い一巡後は伸び悩んだ。 日経平均は寄り付きから100円高としっかりとスタートした。その後、上げ幅を拡 大する動きもみられたが、心理的節目の2万7500円が近付くと上値が重くなり、次第 に上げ幅を縮めた。FOMCが市場が想定していたほどタカ派ではなかったとの安心感が あった一方、今晩のアマゾン・ドット・コム、アップルの決算発表など をにらんで積極的な買いは続かなかった。 ドル/円相場は昨日の取引時間中から円高が進み、輸出株を中心に重しとなった。個 別企業の決算を手掛かりにした物色もみられたが、相場全体への影響は限られた。 FOMCでは0.25%の利上げが決定され、「想定の範囲内の結果だった」(GC Iアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)との受け止めが聞 かれた。池田氏は、FOMCが市場に与える影響は以前ほど大きくなくなっていると指摘 し、「今後は企業業績にマーケット参加者の関心が移っていくのではないか」と話した。 きょうは米企業決算のほか、欧州中央銀行(ECB)理事会、英中銀金融政策委員会 を控え、様子見姿勢が高まりやすく、「上値の重い展開が続きそうだ」(国内証券・スト ラテジスト)との意見もあった。 TOPIXは0.32%安の1965.85ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆5467億4900万円だった。東証33業種では、電気機器 、海運業、電気・ガス業など6業種が値上がり。一方、保険業、繊維業、空運業など27 業種は値下がりした。 個別では、好決算を手掛かりにJVCケンウッド、日立製作所が堅 調に推移した。 米長期金利の低下やフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の上昇で、半導体関 連株もしっかりとなり、東京エレクトロン、アドバンテストが買われた 。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが636銘柄(34%)、値下がりが110 3銘柄(60%)、変わらずが96銘柄(5%)だった。 <10:41> 日経平均は小動き、売買交錯で方向感乏しい 日経平均は小動きの展開が続き、前営業日比約70円高の2万7400円台前半で推 移している。日本株は底堅さを維持している一方、買い圧力が強まる動きにはなっておら ず、方向感のない値動きとなっている。市場では「売り買いが交錯している印象」(国内 証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。 米連邦公開市場委員会(FOMC)後、ドル/円相場の円高が進んだことから「日経 平均の重しとなっている」(同)という。ドル/円は足元128円台後半で推移しており 、昨日の取引時間中から1円50銭程度円高となっている。 一方、米長期金利の低下やフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の上昇を受け て、半導体や電子部品などハイテク株が堅調に推移し、指数を下支えしている。個別では 、東京エレクトロン、アドバンテストがそれぞれ3%高となっている。 <09:05> 日経平均は続伸スタート、FOMC通過で安心感 米決算警戒で伸 び悩みも 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比106円79銭高の2万7453 円67銭と、続伸でスタートした。米国では市場が警戒したほどタカ派でなかった連邦公 開市場委員会(FOMC)を通過して株高となり、東京市場でも買いが先行した。 その後は伸び悩んでいる。米ハイテク企業大手の決算や欧州での中銀会合への警戒感 がくすぶるほか、ドル/円がドル安/円高に振れていることが重しとみられる。 主力株はトヨタ自動車が横ばい。ソニーグループが軟調。東京エレ クトロンなど半導体関連は総じてしっかり。指数寄与度の高いファーストリテイ リングは小高く、ソフトバンクグループは堅調となっている。 <08:22> 寄り前の板状況、中部鋼鈑が買い優勢 イー・ガーディアンは売り 優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 中部鋼鈑 17% 2,20 2,19 2,20 1,87 0 9 0 9 2 日東工器 9% 1,72 1,71 1,72 1,57 0 9 0 9 3 正興電機製作所 9% 1,03 1,03 1,03 956 8 8 8 4 WOW WORLD GROU 8% 1,50 1,49 1,50 1,39 P 0 9 0 0 5 山形銀行 6% 1,33 1,32 1,33 1,25 0 9 0 0 6 テクノメディカ 6% 1,81 1,81 1,81 1,70 8 7 8 9 7 ソフトクリエイトHLDG <337 6% 3,44 3,44 3,45 3,25 1.T> 8 5 0 0 8 大塚商会 6% 4,54 4,54 4,55 4,31 8 5 0 0 9 新日本建設 5% 850 849 850 807 10 秋田銀行 5% 1,96 1,95 1,96 1,86 0 9 0 6 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 イー・ガーディアン -18% 2,24 2,24 2,24 2,74 1 0 1 0 2 住友化学 -12% 436 435 436 496 3 橋本総業HLDG -11% 966 965 966 1,07 9 4 インテリジェント ウェイブ <4 -10% 706 705 706 785 847.T> 5 Cominix -8% 746 746 746 815 6 昭和電線HLDG -7% 1,70 1,70 1,70 1,83 2 1 2 4 7 小糸製作所 -7% 2,01 2,01 2,01 2,16 1 0 1 0 8 セイノーHLDG -6% 1,20 1,20 1,20 1,28 1 0 1 2 9 SRE HLDG -6% 3,18 3,18 3,18 3,38 3 0 5 0 10 日産車体 -5% 842 841 842 890 (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」