[東京 16日 ロイター] - <15:08> 新興株はマザーズが反発、自律反発の買い優勢 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比1.96%高の780.04ポイントと 反発した。東証グロース市場指数は同1.96%高の992.00ポイントだった。前日 の米市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合が上昇し、投資家心理を支援した。マ ザーズ総合は足元低調だったため、自律反発狙いの買いが優勢になったとの指摘もあった 。 個別では、キャンバス、マイクロアドが商いを伴って買われ、スト ップ高で取引を終えた。ファンペップは25%高と大幅上昇した。 一方、ライフネット生命保険、サスメドは大幅安。note<5243. T>も軟調に推移した。 <13:16> 後場の日経平均は上げ縮小、米金利上昇局面での株高に「底堅さ」 も 後場の日経平均は前引け時点から上げ幅を縮めている。前日比180円高の2万76 00円台後半での推移。引き続き、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えているようだ 。業種別では銀行や保険がマイナスとなり、下げ幅を拡げている。 一方、時間外取引の米株先物やアジア株がプラスでの推移を継続し、投資家心理を支 えている。市場では「米国市場では金利が上昇しても株価が強く、株価が崩れる要因は見 当たらない。目先は底堅そうだ」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれる。 <11:45> 前場の日経平均は反発、米経済軟着陸の思惑や円安が支援 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比221円74銭高の2万7723円6 0銭と、反発した。小売指標が強い結果となり米経済のソフトランディング(軟着陸)期 待で株価が上昇したことや為替のドル高/円安が支援し、きょうの高値で前場を終えた。 TOPIXは2カ月半ぶりに2000ポイントを上回った。 日経平均は150円高で寄り付いた後も200円超高に上値を伸ばした。米国では消 費者物価指数(CPI)が予想を上振れても株高となっていたほか、前日発表の小売売上 高も堅調で「米経済のリセッション回避期待に市場は傾いているようだ」(三木証券の北 沢淳商品部投資情報グループ次長)との見方が聞かれた。 半導体関連株が指数を押し上げ、ドル/円が前日に比べ円安方向に振れたことで自動 車など輸出関連株も買われた。インバウンド客数の増加が伝わり、百貨店や旅行関連など 内需株もしっかりだった。時間外取引の米株先物やアジア株がプラスで推移し、投資家心 理を支えた。 一方、米国の金融引き締めの長期化懸念がくすぶり米長期金利が上昇基調にある中で の株高について「楽観的過ぎるとの見方も根強い」(北沢氏)との指摘もある。利益確定 や戻り待ちの売りが上値を抑え、高値圏でのもみ合いが続いた。 TOPIXは0.73%高の2002.22ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆3358億0400万円だった。東証33業種では、値上 がりは輸送用機器やゴム製品、その他製品など27業種で、値下がりはパルプ・紙や水産 ・農林業、倉庫・運輸関連業など5業種だった。 個別ではトヨタ自動車が堅調、東京エレクトロンもしっかり。松屋 も買われた。一方、サッポロHLDGは軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1319銘柄(71%)、値下がりは41 2銘柄(22%)、変わらずは105銘柄(5%)だった。 <10:34> 日経平均は伸び悩み、米引き締め長期化懸念が上値抑える 日経平均は伸び悩んでいる。150円高で寄り付いた後、一時200円高に上値を伸 ばしたが、利益確定や戻り待ちの売りに押され、足元ではやや上げ幅を縮めている。 米小売売上高の強い結果を受けて、米経済のソフトランディング期待が米株高につな がった一方、米長期金利が上昇基調にあり「米引き締め長期化懸念が根強い中では、上値 の重い展開が続くのではないか」(国内証券のストラテジスト)との見方が出ている。 日足のローソク足はこのところ陰線が続いており、大引けに向けて買い勢いの衰えを 警戒する声もある。 半導体関連株が引き続きしっかりのほか、輸送用機器の上昇が目立つなど、景気敏感 株が堅調に推移。一方、前日に堅調だった保険業や銀行業はマイナスとなっている。 <09:06> 寄り付きの日経平均は反発、輸出関連株が堅調 円安が支援 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比152円86銭高の2万7654 円72銭と、反発してスタートした。前日の米株高や為替の円安基調が支援材料となり、 買いが先行した。その後も上げ幅を拡大している。 東京エレクトロンなど半導体関連が堅調なほか、マツダや日産自動 車など輸出関連株の一角もしっかり。指数寄与度の大きいファーストリテイリン グも買われている。 <08:27> 寄り前の板状況、エフピコは買い優勢 テスホールディングスが売 り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 エフピコ 12% 3,998 3,995 4,000 3,580 2 TOKYO BASE 9% 490 489 490 450 3 東名 8% 2,350 2,349 2,350 2,175 4 長谷川香料 6% 3,138 3,135 3,140 2,948 5 北越コーポレーション 5% 788 787 788 750 6 トランコム 5% 7,195 7,190 7,200 6,870 7 ビー・エム・エル 4% 3,248 3,245 3,250 3,115 8 日産化学 4% 6,085 6,080 6,090 5,840 9 ゴルフダイジェスト・オンライン <3319 4% 1,070 1,069 1,070 1,028 .T> 10 HOYA 4% 14,198 14,19 14,20 13,65 5 0 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 テスHLDG -10% 991 990 991 1,097 2 三櫻工業 -7% 621 620 621 668 3 アステリア -6% 668 667 668 713 4 ダイヤモンドエレクトリックHD <6699 -6% 981 980 981 1,045 .T> 5 ウイングアーク1st -6% 1,721 1,720 1,721 1,826 6 トーメンデバイス -5% 6,525 6,520 6,530 6,850 7 シード -4% 524 523 524 547 8 ハローズ -4% 3,050 3,050 3,050 3,185 9 月島機械 -4% 1,061 1,060 1,061 1,105 10 堀場製作所 -4% 6,440 6,440 6,440 6,700 (
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