[東京 28日 ロイター] - <15:40> 新興株はマザーズが5日ぶりに反発、米ハイテク株高受け 新興株式市場は、マザーズ総合が1.69%高の748.68ポイントと5営業日ぶ りに反発した。前日の米ハイテク株高を好感する形で買いが優勢となった。東証グロース 市場指数は前営業日比1.59%高の956.11ポイントだった。 個別では、monoAI technologyが商いを伴って上昇したほ か、BASEが9%高と大幅高となった。ビジョナルも堅調。 一方、日本電解、キャンバスは売買代金を伴って大幅安となった。 ライフネット生命保険も売られた。 <13:44> 日経平均は上げ幅縮小、上値重い 材料難で手掛けにくさも 後場の日経平均は前引け時点より上げ幅を縮小し、前営業日比約30円高の2万74 70円台後半で推移している。新規の材料に乏しい上、「節目の2万7500円を超える と上値の重さが意識されている」(国内運用会社のストラテジスト)という。 セクター別では、海運業や鉄鋼などが下げ幅を拡大しており、重しとなっている。一 方、指数寄与度の高い銘柄は底堅く、指数を下支えしている。 市場では「ここから積極的に上値を追うには、力強いドライバーが必要。投資家の関 心は次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)に移っているため、動きづらい」(同)と の声が聞かれた。 個別では、ファーストリテイリングやソフトバンクグループが小幅 高で底固い。為替の円安基調で輸出関連の一角も物色されているほか、サンリオ などインバウンド(訪日客)関連もしっかり。 <11:45> 前場の日経平均は反発、米金利上昇一服が支え 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比117円44銭高の2万7541円4 0銭と、反発した。米金利の上昇一服が投資家心理の支えになった。一方、米国の利上げ 長期化への懸念はくすぶっており、朝方の買い一巡後は伸び悩んだ。 日経平均は約90円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、一時161円高の2万758 5円17銭円に上昇した。米長期金利の上昇が一服となる中、前日の米国市場で株高とな ったことが投資家心理の支えとなった。 一方、米国の利上げ長期化への警戒感は根強く、上値追いは限られた。市場では「株 価はしっかりだったが、米金融政策の先行きの見方が定まっておらず、物色動向はまとま りがない」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長)との声が聞かれた。 ドル/円は136円台で前日からは横ばいだが「水準は高めで、輸出株の一定の支え になった」(国内証券のストラテジスト)という。朝方に総じて堅調だった半導体関連は 東京エレクトロンが小幅マイナスに転じるなど、まちまちだった。 新型コロナの水際対策が来月から緩和の方向と伝わる中、松屋などの百貨店 やオリエンタルランドなどのレジャー株、資生堂など美容関連といった インバウンド銘柄の一角は物色された。 経済産業省が公表した1月の鉱工業生産指数速報は前月比4.6%低下と3カ月ぶり にマイナスとなり、ロイターが集計した民間予測の同2.6%低下を下回ったが、相場の 反応は限られた。 TOPIXは0.27%高の1998.19ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆2266億7500万円だった。東証33業種では、値上 がりは海運業や不動産業、サービス業など21業種で、値下がりは証券業や保険業、電気 ・ガス業など12業種だった。 個別では、ゆうちょ銀行は、日本郵政が一部株式売却を正式に発表 したことで出尽くし感から4%超高となった。ファーストリテイリングやエムス リーは堅調だった。一方、任天堂やMS&ADインシュアランスグルー プホールディングスは軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが978銘柄(53%)、値下がりは768 銘柄(41%)、変わらずは89銘柄(4%)だった。 <10:20> 日経平均は伸び悩み、インバウンドはしっかり 鉱工業生産に反応 薄 日経平均は寄付きからやや上値を伸ばしたが、その後は伸び悩んでいる。一時160 円高に上昇したが、足元では120円高程度での推移となっている。市場では「特段の材 料もなく循環物色が主体で、方向感を欠く」(国内証券のストラテジスト)との声が聞か れる。 新型コロナの水際対策が来月から緩和の方向と伝わる中、松屋などの百貨店 やオリエンタルランドなどのレジャー株、資生堂といったインバウンド 関連はしっかり。 一方、経済産業省が公表した1月の鉱工業生産指数速報は前月比4.6%低下と3カ 月ぶりにマイナスとなり、ロイターが集計した民間予測の同2.6%低下を下回った。市 場では「自動車や生産用機械など低下した業種の株価は底堅く、相場の反応は限定的」( 別の国内証券のストラテジスト)との見方が聞かれる。 <09:06> 日経平均は反発で寄り付く、米株高が支援 半導体株しっかり 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比91円38銭高の2万7515円 34銭と、反発して寄り付いた。前日の米株高の流れを引き継ぎ買いが先行した。寄与度 の大きい銘柄群の一角がしっかりで指数を支えており、その後もやや上値を伸ばしている 。 主力株はトヨタ自動車やソニーグループが小高い。半導体関連では 東京エレクトロンが堅調。指数寄与度の高いファーストリテイリングは 堅調。ソフトバンクグループは横ばいとなっている。三菱UFJフィナンシャル ・グループは小高い。 <08:23> 寄り前の板状況、やまみが買い優勢 三桜工業は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 1 やまみ 23% 1,60 1,60 1,60 1,30 4 4 4 4 2 冨士ダイス 17% 699 699 699 599 3 パーソルHLDG 9% 2,95 2,94 2,95 2,70 0 9 0 4 4 フルサト・マルカHLDG <712 8% 3,19 3,19 3,19 2,95 8.T> 3 0 5 3 5 セントラル硝子 8% 3,30 3,30 3,30 3,05 3 0 5 5 6 シナネンHLDG 7% 3,70 3,70 3,70 3,45 0 0 0 5 7 ニッコンHLDG 7% 2,66 2,66 2,66 2,48 0 0 0 4 8 鴻池運輸 6% 1,60 1,59 1,60 1,50 0 9 0 5 9 北越工業 6% 1,49 1,49 1,49 1,41 8 7 8 3 10 朝日インテック 6% 2,42 2,41 2,42 2,28 0 9 0 3 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 三桜工業 -21% 562 561 562 710 2 テノ.HLDG -11% 798 797 798 895 3 若築建設 -8% 2,89 2,89 2,89 3,14 0 0 0 0 4 リニカル -7% 655 655 655 708 5 野村マイクロ・サイエンス <625 -7% 4,13 4,13 4,14 4,45 4.T> 8 5 0 0 6 エムティーアイ -6% 511 511 511 542 7 サーバーワークス -6% 2,41 2,41 2,41 2,56 8 7 8 4 8 ダイワボウHLDG -5% 2,00 2,00 2,00 2,10 1 0 1 8 9 愛知時計電機 -4% 1,45 1,45 1,45 1,51 2 2 2 8 10 高砂熱学工業 -4% 2,04 2,04 2,04 2,13 6 6 6 5 (
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