[東京 2日 ロイター] - <15:35> 新興株はマザーズが反発、値ごろ感が支え 米長期金利上昇は重し 新興株式市場は、マザーズ総合は0.49%高の748.96ポイントと、反発した 。米長期金利の上昇基調が投資家心理の重しになった一方、値ごろ感が意識された。市場 では「業績堅調な銘柄の物色がみられた」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれ た。東証グロース市場指数は前営業日比0.44%高の956.61ポイントだった。 そーせいグループがしっかりで、指数を押し上げた。AI inside<4 488.T>はストップ高、Chatworkは堅調だった。一方、日本電解 やヘッドウォータースは軟調。FHT HLDGはさえなかった。 <13:35> 後場の日経平均は下げ幅縮小、インバウンド関連が下支え 後場に入り日経平均は前引け時点から下げ幅を縮小し、足元は前営業日比約10円安 の2万7500円近辺で推移している。市場では「米ナスダック先物が軟調なわりに東京 市場への影響は限られている」(国内証券のストラテジスト)と、底堅さを指摘する声が 出ている。 中国経済の回復期待からインバウンド関連が堅調で「指数の下支えになっている」( 同)という。高島屋やJ.フロント リテイリングなど百貨店関連は総 じて小じっかり。 後場に入り、輸送用機器や石油・石炭製品などはマイナスに転じている。 <11:45> 前場の日経平均は小反落、米ハイテク株安で半導体株が軟調 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比20円84銭安の2万7495円69 銭と小幅に反落した。前日の米ハイテク株安を受け、指数寄与度の高い半導体銘柄が売ら れた。一方、3月期末をにらんだ配当取りの動きや中国経済の回復期待で底堅さは保った 。 日経平均は前日比48円高と小幅に続伸してスタート。寄り付き後も上げ幅を拡大し 、一時100円超高となったが、上値では戻り待ちや利益確定の売りが出て、伸び悩んだ 。上昇一服後はマイナス圏に転じ一時108円安となったが、前引けにかけて下げ幅を縮 めた。 前日の米国市場では、製造業の景況感指数が市場予想を上回り、米連邦準備理事会( FRB)による金融引き締め長期化への懸念から、米長期金利が上昇。ハイテク株比率の 高いナスダック総合が下落して取引を終えた。 市場では、「米ハイテク株売りが警戒されており、日経平均も2万7500円を超え ると上値が重い」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声が聞かれた。 一方、「中国経済の復調は日本株市場の下支えとなっている」(国内証券のストラテ ジスト)といい、景気敏感セクターや素材セクターがしっかりとなった。 TOPIXは0.11%安の1995.61ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆3370億0900万円だった。東証33業種では、値上 がりが非鉄金属や鉄鋼、繊維業など21業種で、値下がりは電気・ガス業や証券業、精密 機器など12業種だった。 個別では、ファーストリテイリングが2%高と寄り付きから堅調に推移。通 期見通しを上方修正したエアトリは2.2%高となった。 一方、東京エレクトロンは1.6%安と軟調に推移した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが869銘柄(47%)、値下がりは854 銘柄(46%)、変わらずは112銘柄(6%)だった。 <10:49> 日経平均は下げ幅拡大、一時100円安 半導体株が軟調 日経平均はマイナス転換し、下げ幅を拡大している。前営業日比約60円安の2万7 400円台半ばで推移。寄り付き後、一時前日比で100円超高となる場面もみられたが 、その後は値を消し、売りが優勢となっている。指数寄与度の高い半導体株が軟調で、指 数の重しとなっているほか、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが上げ 幅を縮小している。 前日の米国市場では、長期金利が一時4%を超えたことから、ハイテク関連や半導体 株が下落し、日本市場でもその流れを引き継いでいる。個別では、東京エレクトロン<803 5.T>が1.3%安、アドバンテストが0.6%安となっている。 一方、セクター別では非鉄金属、鉄鋼、海運業などがしっかり。市場では、米中の経 済指標の堅調さが確認されたことで、「米国の金融引き締めを受けても世界景気が悪化し ないとの見方が素材セクターや景気敏感セクターの支えとなっているのではないか」(国 内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。 <09:06> 日経平均は3日続伸で寄り付く、指数寄与度の高い銘柄が堅調 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比48円29銭高の2万7564円 82銭と、3日続伸してスタートした。指数寄与度の大きい銘柄の一角がしっかりで、相 場を支えている。一方、前日の米市場でハイテク株比率の高いナスダック総合が 下落した流れを引き継ぎ、半導体関連株は値下がりしている。 個別では、ファーストリテイリングが2.7%高で堅調。ソフトバンクグル ープは小幅安、主力のトヨタ自動車は前日の終値付近で推移している。 東京エレクトロン、アドバンテストは小安い。 <08:20> 寄り前の板状況、菱化工機は買い優勢 三桜工は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 三菱化工機 21% 2,78 2,77 2,78 2,29 0 9 0 6 2 安永 19% 936 936 936 786 3 山形銀行 14% 1,45 1,45 1,45 1,27 1 0 1 3 4 ダイト 13% 2,77 2,77 2,77 2,45 9 9 9 2 5 秋田銀行 11% 2,24 2,24 2,24 2,01 7 6 7 8 6 キューブシステム 5% 1,22 1,22 1,22 1,16 3 2 3 7 7 高千穂交易 5% 2,73 2,72 2,73 2,60 0 9 0 6 8 イーレックス 4% 1,95 1,95 1,95 1,87 6 6 6 7 9 メニコン 4% 2,96 2,95 2,96 2,85 0 9 0 5 10 光通信 4% 20,4 20,4 20,4 19,7 30 30 30 10 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 三櫻工業 -21% 567 567 567 717 2 ネクソン -17% 2,45 2,45 2,45 2,95 0 0 0 0 3 日本航空電子工業 -16% 1,90 1,90 1,90 2,27 1 0 1 6 4 コニシ -5% 1,78 1,78 1,78 1,87 5 5 5 9 5 サクサHLDG -5% 1,50 1,50 1,50 1,58 2 1 2 0 6 北越コーポレーション -4% 782 781 782 817 7 オービックビジネスコンサルタ -4% 4,65 4,65 4,65 4,84 ン 0 0 0 5 8 アイカ工業 -4% 2,99 2,99 2,99 3,12 6 5 6 0 9 大平洋金属 -4% 1,97 1,97 1,97 2,05 1 0 1 0 10 泉州電業 -4% 3,51 3,51 3,51 3,65 0 0 0 0 (
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