[東京 8日 ロイター] - <10:43> 日経平均は上げ幅拡大、内需株しっかり 円安も支え 日経平均は上げ幅を広げ、前営業日比約110円高の2万8400円台前半で推移し ている。ドル/円相場の円安進行が好感されているほか、指数寄与度の高いファーストリ テイリングが上げ幅を拡大し、相場を押し上げている。市場では「ドル/円は昨 日から1円以上円安が進んでいるため、企業の業績回復・改善期待につながり、日本株全 体の下支えになっているのではないか」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた 。 物色動向としては内需セクターがしっかりとなっている。中国景気の回復基調や、遅 れている国内企業の挽回生産などを背景に内需株への買いが広がっており、「日本株は底 堅さをみせている」(同)という。 個別では、松屋、J.フロント リテイリングがそれぞれ3%超高 で推移しているほか、マツキヨココカラ&カンパニーも堅調。 一方、ソフトバンクグループやリクルートホールディングスはそれ ぞれ1%超安で推移している。 <09:14> 日経平均は反落で寄り付く、米株安で売り優勢 輸出株は底堅い 東京株式市場で日経平均は、前営業日比71円95銭安の2万8237円21銭と、 反落して寄り付いた。前日の米株安の流れを引き継ぎ、売りが先行した。指数寄与度の大 きい銘柄の一角が軟調なほか主力株も値下がりしている一方、為替の円安進行を背景に自 動車など輸出株は底堅い。指数は寄り後に下げ幅を縮め、足元では小幅高となっている。 個別では、指数寄与度の高いソフトバンクグループが軟調。東京エレクトロ ン、ファーストリテイリングは小幅高となっている。円安が好感され、 三菱自動車工業やSUBARUは底堅く推移している。 <08:24> 寄り前の板状況、冨士ダイスが買い優勢 TSテックは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 冨士ダイス 13% 1,050 1,049 1,050 929 2 ブイキューブ 9% 625 624 625 572 3 JK HLDG 9% 1,250 1,250 1,250 1,148 4 テンポイノベーション 7% 1,350 1,349 1,350 1,263 5 アドソル日進 6% 1,659 1,658 1,659 1,565 6 上組 6% 2,937 2,936 2,937 2,775 7 キューブシステム 5% 1,248 1,247 1,248 1,193 8 エノモト 4% 1,897 1,897 1,897 1,823 9 マーケットエンタープライズ 4% 1,256 1,255 1,256 1,210 10 アイ・アールジャパンHLDG <6035.T 3% 2,450 2,449 2,450 2,377 > 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 テイ・エス テック -8% 1,571 1,570 1,571 1,715 2 日本農薬 -7% 666 665 666 716 3 コニカミノルタ -6% 565 564 565 598 4 メドレー -6% 4,120 4,120 4,120 4,360 5 安永 -5% 1,200 1,199 1,200 1,269 6 リニカル -5% 700 700 700 737 7 ヤマエグループHLDG -5% 1,805 1,805 1,805 1,895 8 きんでん -4% 1,505 1,505 1,505 1,575 9 四電工 -4% 1,911 1,910 1,911 1,998 10 前田工繊 -4% 3,200 3,200 3,200 3,345 (
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