[東京 13日 ロイター] - <10:33> 日経平均は下げ幅拡大、一時500円安 金融株の売り加速 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比約490円安の2万7600円台半ばで推移 している。一時、下げ幅は500円を超える場面もあった。セクター別では銀行業、保険 業、証券業など金融株の売り圧力が強まっており、相場の重しとなっている。「米シリコ ンバレー銀行の経営破綻問題で前週末の金融株が下落した流れを引き継ぎ、(金融株の) 下げが加速している」(国内証券・ストラテジスト)という。 個別では、千葉興業銀行が8.1%安、大分銀行が7%安、南都銀 行が6.3%安で推移している。 シリコンバレー銀行の経営破綻を巡っては、米当局者による預金者保護の対応も伝わ っている。ただ、市場では「シリコンバレー銀行を発端に経営破綻する銀行が出てくるリ スクもあり、警戒感は強い。日本株は上値の重い状況が続きそうだ」(別の国内証券・ス トラテジスト)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は続落で寄り付く、米シリコンバレー銀破綻の影響を警戒 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比257円76銭安の2万7886 円21銭と、続落してスタートした。その後も、300円超安に下げ幅を拡大した。 米シリコンバレー銀行の経営破綻を受け、リスクオフの動きが先行した。為替がドル 安/円高方向に振れたことも重しになっている。 主力株はトヨタ自動車やソニーグループが軟調。東京エレクトロン など半導体関連は弱い。指数寄与度の高いファーストリテイリングは横 ばい、ソフトバンクグループは軟調となっている。三菱UFJフィナンシャル・ グループは軟調。 <08:21> 寄り前の板状況、トビラシステムズが買い優勢 日本ペイントHL DGは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 トビラシステムズ 17% 1,01 1,01 1,01 869 9 9 9 2 トーホー 8% 1,84 1,84 1,84 1,72 9 9 9 0 3 C&FロジHLDG 6% 1,32 1,32 1,32 1,24 2 1 2 3 4 ラクスル 6% 1,76 1,76 1,76 1,66 1 0 1 6 5 フリービット 6% 1,23 1,23 1,23 1,17 8 7 8 2 6 北陸電気工業 5% 1,49 1,49 1,49 1,42 9 8 9 5 7 アルプス技研 4% 2,62 2,62 2,62 2,51 4 3 4 8 8 アトラエ 4% 919 918 919 882 9 アネスト岩田 4% 1,02 1,02 1,02 990 9 8 9 10 UACJ 3% 2,78 2,78 2,78 2,70 5 4 5 1 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 日本ペイントHLDG -25% 892 891 892 1,19 1 2 日本金銭機械 -23% 976 975 976 1,27 5 3 シルバーライフ -22% 1,42 1,42 1,42 1,82 0 0 0 0 4 ダイワボウHLDG -20% 1,80 1,80 1,80 2,25 1 0 1 7 5 アズビル -19% 2,91 2,91 2,91 3,61 0 0 0 0 6 パーソルHLDG -19% 2,18 2,18 2,18 2,68 1 1 1 1 7 南都銀行 -18% 2,19 2,19 2,19 2,67 4 3 4 2 8 千葉興業銀行 -18% 466 466 466 566 9 きんでん -17% 1,35 1,35 1,35 1,64 8 7 8 5 10 ふくおかFG -17% 2,36 2,36 2,36 2,86 7 6 7 6 (
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