[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比432円81銭安の2万6796円67銭と、大幅に反落してスタートした。寄り付き後も下げ幅を拡大して500円超安となり、1月20日以来の低水準で推移している。米シリコンバレー銀行などの経営破綻による金融システム懸念が欧州にも飛び火したことから、銀行や保険などの金融セクターで売りが先行している。指数寄与度の高い銘柄群も総じて軟調。
個別では、東京きらぼしフィナンシャルグループや第一生命ホールディングスなどが大幅安となっている。指数寄与度の高いファーストリテイリングが1.6%安、ソフトバンクグループが3.4%安と軟調。主力のトヨタ自動車も2.3%安とさえない。
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