[東京 17日 ロイター] - <10:57> 日経平均は伸び悩み、金融株が上げ幅縮小 日経平均は伸び悩む展開が続いており、足元は前日比約170円高の2万7100円 台後半で推移している。朝方買い戻されていた金融株が上げ幅を縮小しているほか、一部 の保険株がマイナス転換している。市場では「欧米の金融不安がいったん落ち着いたこと で東京市場も小康状態となっているものの、安心して買いに行けるほどの環境ではない」 (国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。 一方、業種別では精密機器、陸運業、医薬品などが上げ幅を広げており、「ディフェ ンシブ銘柄への物色がみられる」(別の国内証券・ストラテジスト)という。 個別では、寄り付きで買われていた東京海上ホールディングスがマイナス圏 に沈んだ。指数寄与度の高いファーストリテイリングは上げ幅を縮小している。 東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株は引き続き底堅い 。 <09:05> 日経平均は反発で寄り付く、欧米の金融不安緩和で 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比221円62銭高の2万7232 円23銭と、反発してスタートした。欧米の金融不安がいったん和らぎ、前日の米市場で 主要3指数が上昇したことを受け、日本株市場でも買いが先行している。ここ数日で大幅 下落した銀行株が買い戻されているほか、半導体関連などハイテク銘柄もしっかりとなっ ている。東証33業種では、全業種が値上がりとなっている。 個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが1%高、ソフトバ ンクグループが0.2%高で推移。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306. T>、みずほフィナンシャルグループはそれぞれ1%超高としっかりとなっている 。東京エレクトロンは1.1%高、アドバンテストは2.1%高で推移 している。 <08:20> 寄り前の板状況、未来工業は買い優勢 円谷フィールズHDは売り 優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 未来工業 24% 1,91 1,91 1,91 1,54 7 7 7 2 2 トモニHLDG 20% 414 413 414 346 3 トルク 14% 245 244 245 215 4 サンリオ 13% 4,74 4,74 4,74 4,18 0 0 0 5 5 大和冷機工業 13% 1,30 1,29 1,30 1,15 0 9 0 0 6 山陽特殊製鋼 12% 2,72 2,72 2,72 2,43 8 8 8 6 7 宮崎銀行 11% 2,66 2,66 2,66 2,39 6 6 6 3 8 日本シイエムケイ 11% 497 496 497 447 9 ジェイエイシーリクルートメン 11% 2,71 2,71 2,71 2,44 ト 0 0 0 5 10 大垣共立銀行 11% 2,00 1,99 2,00 1,80 0 9 0 5 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 円谷フィールズHLDG <2767. -50% 1,92 1,92 1,92 3,83 T> 8 8 8 5 2 サンゲツ -22% 1,77 1,77 1,77 2,27 9 8 9 8 3 大成建設 -16% 3,73 3,73 3,73 4,43 0 0 0 0 4 九電工 -9% 3,01 3,01 3,02 3,33 8 5 0 0 5 三櫻工業 -9% 581 580 581 638 6 東名 -9% 2,27 2,27 2,27 2,49 6 6 6 9 7 エニグモ -9% 545 544 545 596 8 キッセイ薬品工業 -6% 2,45 2,45 2,45 2,59 1 0 1 7 9 モロゾフ -5% 3,30 3,30 3,30 3,48 5 5 5 5 10 EIZO -5% 3,60 3,60 3,60 3,79 3 0 5 5 (
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