[東京 20日 ロイター] - <15:08> 新興株はマザーズが大幅に反落、IPOラッシュ前の換金売りも 新興株式市場は、マザーズ総合は4.01%安の731.98ポイントと大幅に反落 した。前週末の急騰の反動のほか「ロスカットや、新規株式公開(IPO)ラッシュに備 えた換金売りが重しになった」(国内証券のアナリスト)との見方が出ていた。東証グロ ース市場指数は前営業日比3.58%安の941.03ポイントだった。 フリーやpluszeroは大幅安。BTMは軟調だった 。一方、インフォネットやエルテスがストップ高。Macbee Pl anetは昨年来高値を更新した。 <13:35> 日経平均は下げ幅拡大、300円超安 銀行株軟調 後場の日経平均は前引け時点に比べて下げ幅を拡大し、約310円安の2万7000 円台前半で推移している。指数寄与度の大きい銘柄の一角が下げ幅を拡大しているほか、 銀行株が軟調で、指数の重しとなっている。 市場では「明日は東京市場が休場となるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を 控えていることもあり、きょうは積極的には買えない」(国内証券のストラテジスト)と の声が聞かれた。 個別では、指数寄与度の大きい東京エレクトロンが2.4%安、ファースト リテイリングは2.0%安で、2銘柄で指数を97円程度押し下げている。みず ほフィナンシャルグループや三菱UFJフィナンシャル・グループが引 き続き軟調。 業種別では、東証33業種全てが値下がりしている。 <11:45> 前場の日経平均は反落、金融不安への警戒続く 円高も重し 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比227円45銭安の2万7106円3 4銭と、反落した。UBSによるクレディ・スイス買収合意で欧米での金融システム不安 はやや後退したが、投資家の警戒感は払拭されず東京市場では幅広い銘柄に売りが出た。 ドル/円がやや円高に振れていることも、自動車などの輸出関連株の重しとなった。 日経平均は前営業日比80円安でスタート。その後は下げ幅を縮小し一時はプラスに 転じたが、中盤からは徐々に下げ幅を拡大し前引けにかけては200円超安で推移した。 前週末の米国市場では、金融不安の高まりから銀行株を中心に売りが先行し、主要3 指数はそろって下落した。しかし、東京の取引開始前にスイスの金融最大手UBSが、経 営不振に陥っていたクレディ・スイスを30億スイスフラン(約4200万円)で買収す ると発表したことが投資家心理を下支えした。 岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは「金融不安への警戒はしばらくは続く」 とみており、あすは東京市場が休場となるためこの環境下で積極的には買いづらいと指摘 する。目先の日経平均は「しばらくは2万7000円前後でもみ合う展開が続くのではな いか」という。 TOPIXは0.90%安の1941.87ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆4124億8100万円だった。東証33業種では、石油 ・石炭製品や非鉄金属以外の31業種が値下がりした。 個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが1.9%安、東京 エレクトロンが1.7%安と、それぞれ軟調で指数の重しになった。朝方に買わ れていた三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグルー プなど大手行はマイナスに転じた。主力のトヨタ自動車は0.6%安で 、一時昨年来安値を更新した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが190銘柄(10%)、値下がりは160 6銘柄(87%)、変わらずは39銘柄(2%)だった。 <10:24> 日経平均は小動き、米株先物高が支え 銀行株は小じっかり 日経平均は小動きな展開が続いており、足元は前営業日比約90円安の2万7200 円台前半で推移している。売り一巡後は買い戻しの動きなどもみられ、一時、プラス圏に 転じる場面もみられた。 市場では「時間外取引で米国の主要株価3指数の先物がそろってプラスとなっている ことが下支えしている」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれる。一方、前週末 の取引時間中と比べ、為替がやや円高に振れていることは、輸出関連株を中心に重しとな っている。 三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>が小じっかりの一方、トヨタ自動車は昨年来安値を更新。指数寄与度の高 いファーストリテイリングは下げ幅を拡大し、指数を40円程度押し下げている 。 業種別では、朝方は全業種がマイナスとなっていたが、足元では石油・石炭製品や銀 行業、非鉄金属などがプラスに転換した。 <09:05> 日経平均は反落で寄り付く、金融不安が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比80円06銭安の2万7253円 73銭と、反落してスタートした。欧米の金融不安が重しとなり、幅広い業種で売りが先 行している。為替が前週末の取引時間中に比べて円高進行に振れており、自動車など輸出 株が軟調に推移している。 個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグル ープ、東京エレクトロンがそれぞれ小幅高で推移。主力のトヨタ自動車 、ソニーグループは小幅安となっている。 金融株はまちまちで、三菱UFJフィナンシャル・グループは小幅高、みず ほフィナンシャルグループは小幅安で推移している。 <08:20> 寄り前の板状況、四国化成HDは買い優勢 極東開は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 四国化成HLDG 23% 1,61 1,61 1,61 1,31 6 6 6 6 2 マクセル 22% 1,69 1,69 1,69 1,39 1 1 1 1 3 トモニHLDG 19% 416 415 416 349 4 不二越 19% 4,44 4,44 4,44 3,74 5 5 5 5 5 Link―U 16% 1,07 1,07 1,07 922 2 1 2 6 建設技術研究所 14% 3,54 3,54 3,55 3,10 8 5 0 0 7 山形銀行 13% 1,21 1,20 1,21 1,07 0 9 0 0 8 ビジネス・ブレークスルー <246 12% 550 549 550 491 4.T> 9 エンシュウ 11% 729 728 729 659 10 バンドー化学 10% 1,12 1,12 1,12 1,01 2 1 2 6 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 極東開発工業 -26% 1,14 1,14 1,14 1,54 6 6 6 6 2 ネクソン -23% 2,32 2,32 2,32 3,02 5 5 5 5 3 パーソルHLDG -19% 2,14 2,14 2,14 2,64 6 6 6 6 4 ピー・シー・エー -19% 1,02 1,02 1,02 1,25 0 0 0 6 5 第一三共 -15% 3,87 3,87 3,87 4,57 9 9 9 9 6 山九 -13% 4,25 4,25 4,25 4,89 5 5 5 5 7 サツドラHLDG -11% 751 750 751 845 8 日本ペイントHLDG -11% 1,08 1,08 1,08 1,21 5 4 5 7 9 ランドコンピュータ -10% 881 880 881 975 10 HOYA -9% 12,9 12,9 12,9 14,3 50 50 50 00 (
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