[東京 22日 ロイター] - <13:22> 後場の日経平均は堅調、日中高値更新 徐々にFOMC待ちに 後場も日経平均は堅調な展開が続いている。前引け時点に比べて上げ幅を広げ日中高 値を更新、前営業日比約560円高の2万7500円近辺で推移している。引き続き金融 株がしっかりのほか、指数寄与度の大きい銘柄の一角が上げ幅を広げている。市場では、 前営業日の高値(2万7367円18銭)を明確に上回ったことで「買い安心感が広がり 、地合いは改善している」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれる。 ただ、日本時間のあす未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて おり「内容を見極めたいとの思惑が強く、後場は次第に様子見になりそうだ」(同)とい う。 個別では、ファーストリテイリングが後場に上げ幅を拡大し2.1%高。ダ イキン工業は3.7%高で一段高となっている。 <11:45> 前場の日経平均は急反発、ほぼ全面高 金融不安和らぐ 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比514円10銭高の2万7459円7 7銭と、急反発した。欧米の金融不安が和らぎ前日の米国株が上昇した流れを受けて、日 本株市場でも幅広く買いが先行した。東証プライム市場の騰落数では9割以上が値上がり し、ほぼ全面高の展開となった。セクター別では、特に金融株やエネルギー関連株の上昇 が目立った。 日経平均は352円高でスタートし、その後も上げ幅を拡大した。指数寄与度の大き いハイテク株や主力銘柄がしっかりと推移したほか、為替の円安基調を好感して輸出株も 上昇した。日経平均は一時、前営業日比約530円高の2万7478円47銭の高値を付 けた。買いが一巡すると、前引けにかけては高値圏でもみ合う展開となった。 欧米の金融不安を巡っては、米当局の対応の継続などで市場の警戒感がいったん和ら いでおり、買い安心感が広がっている。ただ、日本株の騰勢が続くかについては「米国の 金融政策動向次第で、経済指標を見極めながらの展開は続きそうだ」(いちよし証券の銘 柄情報課課長・及川敬司氏)との指摘が聞かれた。物色動向としては、国内のリオープン (経済再開)の本格化や、大手企業を中心に賃上げが活発になっていることから「景況感 の改善がテーマとなり内需株は買われやすい」(及川氏)という。 日本時間の明日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表される。市 場では0.25%の利上げが予想されており、予想通りとなれば無難通過となる可能性が 高いという。一方、ドットチャート(FOMCメンバーの金利予想)で米連邦準備理事会 (FRB)のタカ派的な姿勢が確認された場合は「米経済の先行き懸念が重しとなり、株 価の下押し圧力がかかりやすくなるのではないか」(国内証券・ストラテジスト)との声 が聞かれた。 TOPIXは1.82%高の1964.37ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆4924億7700万円だった。東証33業種では、空運業以 外の32業種が値上がり。証券業、鉱業、その他金融業の上昇が目立った。 個別では、大手行が軒並みしっかりで三菱UFJフィナンシャル・グループ が3.5%高、みずほフィナンシャルグループが2.6%高、三井住友フィナン シャルグループが2.4%高となった。 前日の米ハイテク株やフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の上昇を好感し、 東京エレクトロン、アドバンテストはそれぞれ2%超高となった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1701銘柄(92%)、値下がりが10 3銘柄(5%)、変わらずが32銘柄(1%)だった。 <10:16> 日経平均は上げ幅拡大、一時500円超高 金融セクターが堅調 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約380円高の2万7300円台前半で推移 している。上げ幅は一時500円を超える場面もあった。銀行株や証券株など金融セクタ ーが堅調となっているほか、エネルギー関連もしっかり。市場では「欧米の金融不安がい ったん後退し、前日の米市場で金融セクターが上昇した流れを引き継いでいる」(国内証 券・ストラテジスト)との声が聞かれる。 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループが3.4%高、みずほフィ ナンシャルグループが2.9%高、三井住友フィナンシャルグループが 2.4%高で推移している。 日経平均は朝方からしっかりした展開が続いている一方、日本時間の明日未明には米 連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されるため、「買いが一服した後は小動き となりそうだ」(同)という。 <09:05> 日経平均は反発で寄り付く、金融システム不安が緩和 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比352円48銭高の2万7298 円15銭と、反発してスタートした。前日の米国市場では、当局による対策継続への思惑 から金融システム不安が和らいで株高となり、好感する動きが先行した。ドル高/円安も 支えになっている。 東証33業種はすべて上昇し、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの 銀行や保険、証券がしっかり。主力株はトヨタ自動車やソニーグループ が堅調となっている。 東京エレクトロンなどの半導体関連や、電子部品は総じてしっかり。指数寄 与度の高いファーストリテイリングは小高い。ソフトバンクグループは 堅調となっている。 <08:24> 寄り前の板状況、トモニHLDGが買い優勢 オプティムは売り優 勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 トモニHLDG 22% 420 419 420 344 2 不二越 19% 4,41 4,41 4,41 3,71 0 0 0 0 3 サトーHLDG 17% 2,55 2,54 2,55 2,18 0 9 0 0 4 ネクソン 17% 3,47 3,47 3,47 2,96 0 0 0 9 5 ダイセキ環境ソリューション <1 16% 1,05 1,05 1,05 906 712.T> 3 2 3 6 しずおかFG 16% 1,07 1,07 1,07 929 9 9 9 7 牧野フライス製作所 15% 5,35 5,35 5,35 4,64 0 0 0 5 8 八十二銀行 15% 629 628 629 548 9 三愛オブリ 12% 1,47 1,46 1,47 1,31 0 9 0 0 10 第一生命HLDG 12% 2,60 2,60 2,60 2,32 3 3 3 1 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 オプティム -15% 834 833 834 983 2 サニックス -9% 246 245 246 269 3 ポールトゥウィンHLDG <365 -6% 800 799 800 853 7.T> 4 日本航空電子工業 -6% 2,10 2,10 2,10 2,22 1 0 1 7 5 三重交通グループHLDG <323 -6% 519 518 519 549 2.T> 6 T&K TOKA -4% 1,00 1,00 1,00 1,03 2 1 2 9 7 新明和工業 -3% 1,10 1,10 1,10 1,13 2 1 2 9 8 テモナ -3% 291 290 291 299 9 新光電気工業 -3% 3,83 3,83 3,84 3,94 8 5 0 5 10 ベクトル -3% 1,34 1,34 1,34 1,37 1 0 1 7 (
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