[東京 22日 ロイター] - <10:30> 日経平均は一進一退、海外勢の買い思惑継続 挽回生産への期待も 日経平均は安く寄り付いた後、プラスに転じ、前週末終値を挟んだ一進一退となって いる。米債務上限問題への警戒感や短期的な過熱感がくすぶる一方、海外勢による日本株 買いへの思惑は根強く、下値を支えている。 業種別では、主要3損保が増益予想や株主還元策の発表を好感された保険がしっかり 、インバウンド関連の空運や陸運も堅調。 3月の機械受注統計は前月比マイナスだったが、機械株は小じっかり。「半導体不足 が解消に向かい、挽回生産への期待に目が向いている」(国内運用会社のファンドマネー ジャー)との声が聞かれる。 内閣府が22日発表した3月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる 船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比3.9%減となった。前月比マ イナスは2カ月連続で、基調判断は「足踏みがみられる」に据え置いた。4―6月は前期 比プラス4.6%となる見通し。1ー3月のプラス2.6%から伸びが加速する。 <09:10> 日経平均は反落で寄り付く、米債務上限問題への警戒感が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比72円64銭安の3万0735円 71銭と、反落してスタートした。前週末の米国市場では、債務上限問題への警戒感から 株安となっており、嫌気する動きが先行した。足元では下げ渋っている。 主力株はトヨタ自動車やソニーグループが軟調。東京エレクトロン は売り先行後、プラスに転じた。半導体関連は総じてプラスとなっている。指数 寄与度の高い銘柄ではファーストリテイリングが軟調、ソフトバンクグループ<9 984.T>は小高い。 <08:24> 寄り前の板状況、名糖産業が買い優勢 ADEKAは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 名糖産業 25% 2,01 2,01 2,01 1,61 1 1 1 1 2 アルファシステムズ 20% 4,22 4,22 4,22 3,52 5 5 5 5 3 ニッコンHLDG 8% 2,96 2,96 2,96 2,76 7 7 7 0 4 シンプレクス・HLDG <4373. 7% 2,46 2,45 2,46 2,29 T> 0 9 0 8 5 タカミヤ 6% 510 509 510 479 6 シップヘルスケアHLDG <336 5% 2,53 2,52 2,53 2,39 0.T> 0 9 0 8 7 デジタルガレージ 5% 4,73 4,73 4,73 4,49 3 0 5 0 8 マーケットエンタープライズ <3 5% 1,36 1,36 1,36 1,30 135.T> 0 0 0 0 9 ネットプロテクションズHLD 5% 420 419 420 401 G 10 極東開発工業 5% 1,74 1,73 1,74 1,66 0 9 0 3 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ADEKA -19% 2,01 2,01 2,01 2,49 1 0 1 1 2 JCRファーマ -10% 1,25 1,25 1,25 1,38 1 0 1 4 3 京王電鉄 -8% 4,80 4,80 4,80 5,20 0 0 0 0 4 若築建設 -7% 3,35 3,35 3,35 3,61 0 0 0 0 5 北越工業 -7% 1,27 1,27 1,27 1,36 1 0 1 2 6 きんでん -6% 1,75 1,75 1,75 1,86 6 5 6 5 7 ベルク -5% 5,86 5,86 5,86 6,20 0 0 0 0 8 アルゴグラフィックス -5% 3,87 3,87 3,87 4,08 0 0 0 0 9 太平電業 -5% 4,10 4,10 4,10 4,32 3 0 5 5 10 電通国際情報サービス -5% 5,07 5,07 5,07 5,34 0 0 0 0 (
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