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〔マーケットアイ〕株式:後場の日経平均は上げ幅拡大、バブル後高値 内需株堅調

       [東京 22日 ロイター] -   
    <13:36> 後場の日経平均は上げ幅拡大、バブル後高値 内需株堅調
    
    後場に入り日経平均は上げ幅を拡大、前営業日比約120円高の3万0900円台前
半で推移しており、バブル後高値を更新した。半導体株や内需株の一角がじり高で、騰勢
が強まっている。セクター別では空運や食料品が上げ幅を拡大。個別では、アドバンテス
トが一段高となったほか、ルネサスエレクトロニクスが下げ幅を縮小し
ている。
    
    市場では「政府による半導体関連の投資やサプライチェーン(供給網)の改善など好
材料がそろっており、引き続き地合いは強い」(外国証券・アナリスト)との指摘が聞か
れた。
    ただ、テクニカル面では過熱感が意識されている上、米債務上限問題など海外発のリ
スクもくすぶっており「目先は、上昇の勢いが鈍化するのではないか」(国内証券・スト
ラテジスト)という。
    
    
    
    <11:46> 前場の日経平均は小幅続伸、過熱警戒と海外勢の買い思惑が綱引き

    前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比25円59銭高の3万0833円94
銭と、続伸した。米債務上限問題への警戒感による米株安が重しとなったほか、急ピッチ
な株高への警戒感がくすぶった一方、海外勢による日本株買いへの思惑が継続して下値を
支えた。

    日経平均は72円安でスタートした後、一時119円安に下げ幅を広げた。前日まで
の7連騰で1700円近く上昇したことに加え、25日移動平均線からの上方乖離率が5
%超と買われすぎが意識される水準にあり、米債務上限交渉の難航が伝わる中で利益確定
売りが先行した。ドル/円が137円台半ばと前週末から円高水準にあることは、輸出関
連株を中心に重しになった。

    一方、4月に目立った海外勢による日本株買いが5月も継続し、引き続き日本株の支
えになるとの思惑は根強い。売り一巡後は下げ渋ってプラスに転じ、一時52円高に上昇
する場面もあった。
    
    市場では「ひとつのテーマで集中的に物色されると反動による下げが強まる危うさが
あるところだが、うまく循環物色されているようだ。指数の過熱感は意識されるが、個別
銘柄は押し目もあり、あまり過熱感がない、いい傾向ではないか」(りそなアセットマネ
ジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との見方が出ていた。
    
    主要3損保が増益予想や株主還元策の発表を好感され、業種別で保険が値上がり率ト
ップ。インバウンド関連の空運や陸運も堅調だった。3月の機械受注統計は前月比マイナ
スだったが機械株は小高い。挽回生産への思惑が支えとみられる。「買われるセクターに
はそれぞれ理由がある」(戸田氏)とも意識されている。
    
    TOPIXは0.15%高の2164.95ポイントで午前の取引を終了した。東証
プライム市場の売買代金は1兆4081億6100万円だった。東証33業種では、値上
がりは保険や空運、陸運など23業種で、値下がりは繊維や精密機器、金属製品など9業
種だった。
    
    東京海上HLDGやダイキン工業は年初来高値を更新。アドバンテ
ストは堅調だった。一方、トヨタ自動車やソニーグループは軟
調。ファーストリテイリングはさえなかった。
    
    東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1039銘柄(56%)、値下がりは70
8銘柄(38%)、変わらずは88銘柄(4%)だった。
    
    
    <10:30> 日経平均は一進一退、海外勢の買い思惑継続 挽回生産への期待も
    
    日経平均は安く寄り付いた後、プラスに転じ、前週末終値を挟んだ一進一退となって
いる。米債務上限問題への警戒感や短期的な過熱感がくすぶる一方、海外勢による日本株
買いへの思惑は根強く、下値を支えている。
    業種別では、主要3損保が増益予想や株主還元策の発表を好感された保険がしっかり
、インバウンド関連の空運や陸運も堅調。
    3月の機械受注統計は前月比マイナスだったが、機械株は小じっかり。「半導体不足
が解消に向かい、挽回生産への期待に目が向いている」(国内運用会社のファンドマネー
ジャー)との声が聞かれる。
    内閣府が22日発表した3月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる
船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比3.9%減となった。前月比マ
イナスは2カ月連続で、基調判断は「足踏みがみられる」に据え置いた。4―6月は前期
比プラス4.6%となる見通し。1ー3月のプラス2.6%から伸びが加速する。
    
    
    <09:10>    日経平均は反落で寄り付く、米債務上限問題への警戒感が重し

    寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比72円64銭安の3万0735円
71銭と、反落してスタートした。前週末の米国市場では、債務上限問題への警戒感から
株安となっており、嫌気する動きが先行した。足元では下げ渋っている。
    
    主力株はトヨタ自動車やソニーグループが軟調。東京エレクトロン
は売り先行後、プラスに転じた。半導体関連は総じてプラスとなっている。指数
寄与度の高い銘柄ではファーストリテイリングが軟調、ソフトバンクグループ<9
984.T>は小高い。
    
    <08:24> 寄り前の板状況、名糖産業が買い優勢 ADEKAは売り優勢
    
    東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
    
    買い優勢
    
      銘柄名                         騰落  MID   買気  売気  終値
                                     率    気配  配    配    
   1  名糖産業                        25%  2,01  2,01  2,01  1,61
                                              1     1     1     1
   2  アルファシステムズ              20%  4,22  4,22  4,22  3,52
                                              5     5     5     5
   3  ニッコンHLDG                 8%  2,96  2,96  2,96  2,76
                                              7     7     7     0
   4  シンプレクス・HLDG <4373.    7%  2,46  2,45  2,46  2,29
      T>                                      0     9     0     8
   5  タカミヤ                         6%   510   509   510   479
   6  シップヘルスケアHLDG <336    5%  2,53  2,52  2,53  2,39
      0.T>                                    0     9     0     8
   7  デジタルガレージ                 5%  4,73  4,73  4,73  4,49
                                              3     0     5     0
   8  マーケットエンタープライズ <3    5%  1,36  1,36  1,36  1,30
      135.T>                                  0     0     0     0
   9  ネットプロテクションズHLD     5%   420   419   420   401
      G                                                     
  10  極東開発工業                     5%  1,74  1,73  1,74  1,66
                                              0     9     0     3
 
    
    売り優勢
    
      銘柄名                         騰落  MID   買気  売気  終値
                                     率    気配  配    配    
   1  ADEKA                     -19%  2,01  2,01  2,01  2,49
                                              1     0     1     1
   2  JCRファーマ                 -10%  1,25  1,25  1,25  1,38
                                              1     0     1     4
   3  京王電鉄                        -8%  4,80  4,80  4,80  5,20
                                              0     0     0     0
   4  若築建設                        -7%  3,35  3,35  3,35  3,61
                                              0     0     0     0
   5  北越工業                        -7%  1,27  1,27  1,27  1,36
                                              1     0     1     2
   6  きんでん                        -6%  1,75  1,75  1,75  1,86
                                              6     5     6     5
   7  ベルク                          -5%  5,86  5,86  5,86  6,20
                                              0     0     0     0
   8  アルゴグラフィックス            -5%  3,87  3,87  3,87  4,08
                                              0     0     0     0
   9  太平電業                        -5%  4,10  4,10  4,10  4,32
                                              3     0     5     5
  10  電通国際情報サービス            -5%  5,07  5,07  5,07  5,34
                                              0     0     0     0
 

    
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