[東京 22日 ロイター] - <15:07> マザーズは小幅続伸、資金は大型株に流入 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比0.72%高の752.90ポイントと 小幅に続伸した。東証グロース市場指数は同0.85%高の958.97ポイントだった 。日経平均が堅調に推移し連日売買代金が3兆円を超える中、「資金は大型株に向かって おり、新興株市場は横ばいの推移が続いている」(外国証券・アナリスト)という。 個別では、ispaceが商いを伴って買われ、13.6%高で終了。リン カーズ、トゥエンティーフォーセブンはストップ高となった。 一方、プレイド、ティムス、うるるは売られた。 <14:20> 日経平均が3万1000円台に上昇、大台乗せから4営業日目 日経平均は前営業日比で200円を超える上昇となり、節目の3万1000円を上回 った。3万円の大台に乗せた17日から、4営業日で1000円上昇したことになる。海 外勢による日本株買いの思惑が継続する中、半導体株や内需株の一角がじり高となり、指 数の騰勢が強まった。 今回の上昇局面では、日経平均が2万9000円を付けた1日から3万円を付けるま で10営業日かかったが、3万円から3万1000円までは4営業日で、足元の上昇速度 の高まりがうかがえる。 <13:36> 後場の日経平均は上げ幅拡大、バブル後高値 内需株堅調 後場に入り日経平均は上げ幅を拡大、前営業日比約120円高の3万0900円台前 半で推移しており、バブル後高値を更新した。半導体株や内需株の一角がじり高で、騰勢 が強まっている。セクター別では空運や食料品が上げ幅を拡大。個別では、アドバンテス トが一段高となったほか、ルネサスエレクトロニクスが下げ幅を縮小し ている。 市場では「政府による半導体関連の投資やサプライチェーン(供給網)の改善など好 材料がそろっており、引き続き地合いは強い」(外国証券・アナリスト)との指摘が聞か れた。 ただ、テクニカル面では過熱感が意識されている上、米債務上限問題など海外発のリ スクもくすぶっており「目先は、上昇の勢いが鈍化するのではないか」(国内証券・スト ラテジスト)という。 <11:46> 前場の日経平均は小幅続伸、過熱警戒と海外勢の買い思惑が綱引き 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比25円59銭高の3万0833円94 銭と、続伸した。米債務上限問題への警戒感による米株安が重しとなったほか、急ピッチ な株高への警戒感がくすぶった一方、海外勢による日本株買いへの思惑が継続して下値を 支えた。 日経平均は72円安でスタートした後、一時119円安に下げ幅を広げた。前日まで の7連騰で1700円近く上昇したことに加え、25日移動平均線からの上方乖離率が5 %超と買われすぎが意識される水準にあり、米債務上限交渉の難航が伝わる中で利益確定 売りが先行した。ドル/円が137円台半ばと前週末から円高水準にあることは、輸出関 連株を中心に重しになった。 一方、4月に目立った海外勢による日本株買いが5月も継続し、引き続き日本株の支 えになるとの思惑は根強い。売り一巡後は下げ渋ってプラスに転じ、一時52円高に上昇 する場面もあった。 市場では「ひとつのテーマで集中的に物色されると反動による下げが強まる危うさが あるところだが、うまく循環物色されているようだ。指数の過熱感は意識されるが、個別 銘柄は押し目もあり、あまり過熱感がない、いい傾向ではないか」(りそなアセットマネ ジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との見方が出ていた。 主要3損保が増益予想や株主還元策の発表を好感され、業種別で保険が値上がり率ト ップ。インバウンド関連の空運や陸運も堅調だった。3月の機械受注統計は前月比マイナ スだったが機械株は小高い。挽回生産への思惑が支えとみられる。「買われるセクターに はそれぞれ理由がある」(戸田氏)とも意識されている。 TOPIXは0.15%高の2164.95ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆4081億6100万円だった。東証33業種では、値上 がりは保険や空運、陸運など23業種で、値下がりは繊維や精密機器、金属製品など9業 種だった。 東京海上HLDGやダイキン工業は年初来高値を更新。アドバンテ ストは堅調だった。一方、トヨタ自動車やソニーグループは軟 調。ファーストリテイリングはさえなかった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1039銘柄(56%)、値下がりは70 8銘柄(38%)、変わらずは88銘柄(4%)だった。 <10:30> 日経平均は一進一退、海外勢の買い思惑継続 挽回生産への期待も 日経平均は安く寄り付いた後、プラスに転じ、前週末終値を挟んだ一進一退となって いる。米債務上限問題への警戒感や短期的な過熱感がくすぶる一方、海外勢による日本株 買いへの思惑は根強く、下値を支えている。 業種別では、主要3損保が増益予想や株主還元策の発表を好感された保険がしっかり 、インバウンド関連の空運や陸運も堅調。 3月の機械受注統計は前月比マイナスだったが、機械株は小じっかり。「半導体不足 が解消に向かい、挽回生産への期待に目が向いている」(国内運用会社のファンドマネー ジャー)との声が聞かれる。 内閣府が22日発表した3月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる 船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比3.9%減となった。前月比マ イナスは2カ月連続で、基調判断は「足踏みがみられる」に据え置いた。4―6月は前期 比プラス4.6%となる見通し。1ー3月のプラス2.6%から伸びが加速する。 <09:10> 日経平均は反落で寄り付く、米債務上限問題への警戒感が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比72円64銭安の3万0735円 71銭と、反落してスタートした。前週末の米国市場では、債務上限問題への警戒感から 株安となっており、嫌気する動きが先行した。足元では下げ渋っている。 主力株はトヨタ自動車やソニーグループが軟調。東京エレクトロン は売り先行後、プラスに転じた。半導体関連は総じてプラスとなっている。指数 寄与度の高い銘柄ではファーストリテイリングが軟調、ソフトバンクグループ<9 984.T>は小高い。 <08:24> 寄り前の板状況、名糖産業が買い優勢 ADEKAは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 名糖産業 25% 2,01 2,01 2,01 1,61 1 1 1 1 2 アルファシステムズ 20% 4,22 4,22 4,22 3,52 5 5 5 5 3 ニッコンHLDG 8% 2,96 2,96 2,96 2,76 7 7 7 0 4 シンプレクス・HLDG <4373. 7% 2,46 2,45 2,46 2,29 T> 0 9 0 8 5 タカミヤ 6% 510 509 510 479 6 シップヘルスケアHLDG <336 5% 2,53 2,52 2,53 2,39 0.T> 0 9 0 8 7 デジタルガレージ 5% 4,73 4,73 4,73 4,49 3 0 5 0 8 マーケットエンタープライズ <3 5% 1,36 1,36 1,36 1,30 135.T> 0 0 0 0 9 ネットプロテクションズHLD 5% 420 419 420 401 G 10 極東開発工業 5% 1,74 1,73 1,74 1,66 0 9 0 3 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ADEKA -19% 2,01 2,01 2,01 2,49 1 0 1 1 2 JCRファーマ -10% 1,25 1,25 1,25 1,38 1 0 1 4 3 京王電鉄 -8% 4,80 4,80 4,80 5,20 0 0 0 0 4 若築建設 -7% 3,35 3,35 3,35 3,61 0 0 0 0 5 北越工業 -7% 1,27 1,27 1,27 1,36 1 0 1 2 6 きんでん -6% 1,75 1,75 1,75 1,86 6 5 6 5 7 ベルク -5% 5,86 5,86 5,86 6,20 0 0 0 0 8 アルゴグラフィックス -5% 3,87 3,87 3,87 4,08 0 0 0 0 9 太平電業 -5% 4,10 4,10 4,10 4,32 3 0 5 5 10 電通国際情報サービス -5% 5,07 5,07 5,07 5,34 0 0 0 0 (
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