[東京 25日 ロイター] - <15:20> 新興株はマザーズが続落、米債務上限問題への懸念が重し 新興株式市場は、マザーズ総合が1.22%安の736.97ポイントと続落した。 債務上限問題を巡る交渉の停滞が嫌気され、前日の米国市場で主要3指数が下落したこと が投資家心理の重しとなった。東証グロース市場指数は1.19%安の939.44ポイ ントだった。 個別では、マイクロアドやENECHANGE、カバーが 堅調だった。一方、リプロセルやアンジェス、ステムリムは軟 調だった。 <13:25> 後場の日経平均は小動き、半導体株堅調も主力株は弱含み 後場に入り、日経平均は小動きの展開となっている。一時、日中高値を更新する場面 もあったが、現在は前営業日比約150円高の3万0800円台前半で一進一退となって いる。新規材料が乏しく、明確な方向感が出にくいという。物色動向としては、前場に引 き続き半導体株が堅調な一方、主力銘柄はやや軟調に推移している。 市場では、日本株の底堅さを指摘する声が出ているが、米債務上限問題や中国の新型 コロナの感染再拡大など、海外発のリスクに注意が必要との見方も聞かれる。 この先も日経平均が上昇基調を維持するには、「東証による企業への改革要請を受け た経営効率の改善がきちんとみえてくる必要がある」(国内証券・ストラテジスト)とし て、これから本格的に始まる株主総会シーズンでの企業と株主との対話に注目が集まると いう。 <11:45> 前場の日経平均は反発、半導体株の大幅上昇で 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比165円39銭高の3万0848円0 7銭と反発した。主力の半導体関連株が大幅高で推移し、指数を押し上げた。一方、米債 務上限問題を巡る懸念などが重しとなり、指数寄与度の大きい銘柄の一角は軟調だった。 日経平均は83円安と、小幅安でスタート。寄り付き後はやや下げ幅を広げる場面も あったが、前場前半にプラス圏へ浮上した。米半導体大手エヌビディアの好調な 売上高予想を受けて同社株が時間外で急騰したことから、東京市場でも主力の半導体関連 株が買われた。日経平均は一時、前営業日比約200円高の3万0886円50銭の高値 を付けた。 格付け会社フィッチは24日、米国の「AAA」長期外貨建て発行体格付けを格下げ 方向のウォッチネガティブに指定したが、市場では「最終的には債務上限問題が妥結に至 るとの見立てを示した上でのウォッチネガティブなので、相場への影響は今のところ限定 的」(SMBC信託銀行の投資調査部長・山口真弘氏)との見方が聞かれた。 山口氏は足元の日本株について「急ピッチで上昇した割には調整の幅は大きくなく、 底堅さが確認される」と指摘。短期的な過熱感から目先は利益確定売りが出つつも、レン ジは昨年の2万6000―2万8500円から切り上がるとの見方を示した。 TOPIXは0.02%安の2152.00ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆7858億6200万円だった。東証33業種では、金属製品 、電気機器、化学工業など12業種が値上がり。海運、保険、銀行など19業種は値下が りし、電気・ガス、食料品の2業種は変わらずだった。 個別では、アドバンテストが15.7%高、東京エレクトロンが2 .5%高と、主力の半導体株が堅調に推移。この2銘柄で日経平均を198円ほど押し上 げた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが809銘柄(44%)、値下がりが919 銘柄(50%)、変わらずが107銘柄(5%)だった。 <10:17> 日経平均はプラス転換、半導体関連が押し上げ 日経平均はプラス圏に浮上し、前営業日比約120円高の3万0800円近辺で推移 している。上げ幅は一時200円を超えた。米半導体大手エヌビディアの好調な 売上高予想を受けて同社株が時間外で急騰したことから、東京市場でも主力の半導体関連 株が堅調で指数を押し上げている。個別では、東京エレクトロンが2.4%高、 アドバンテストが15.5%高、ルネサスエレクトロニクスが1.3% 高となっている。 一方、米債務上限問題を巡る懸念や中国の新型コロナの感染再拡大など悪材料も出て おり、指数寄与度の大きい銘柄の一角は軟調に推移している。市場では「(相場の)打た れ弱い状況は続いているので、さらに強い悪材料が出た場合は大幅安となる可能性もあり そうだ」(国内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。 <09:08> 日経平均は続落で寄り付く、米債務上限問題を警戒 下げ渋りも 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比83円41銭安の3万0599円 27銭と、続落してスタートした。米国市場で債務上限交渉の膠着が嫌気され株安となっ たことが重しになった。一方、半導体関連株はしっかりで、指数は下げ渋りプラスに転じ る場面もある。 主力株はトヨタ自動車が小安く、ソニーグループは軟調。指数寄与 度の高いファーストリテイリングは小安く、ソフトバンクグループは横 ばい。 東京エレクトロンなど半導体関連株は総じてしっかり。半導体大手エヌビデ ィアの第2・四半期の売上高予想は110億ドルプラスマイナス2%で市場予想 を上回り、関連株の支えになっている。 <08:20> 寄り前の板状況、住友電気工業が買い優勢 三桜工業は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 住友電気工業 23% 2,10 2,10 2,10 1,70 9 9 9 9 2 エムティーアイ 17% 698 697 698 598 3 アルトナー 7% 1,55 1,54 1,55 1,44 0 9 0 9 4 サトーHLDG 7% 2,09 2,08 2,09 1,95 0 9 0 5 5 リログループ 6% 2,15 2,14 2,15 2,02 0 9 0 6 6 日本エスコン 6% 811 810 811 764 7 日本ケミコン 6% 1,60 1,60 1,60 1,51 1 0 1 1 8 テクノスジャパン 6% 566 565 566 534 9 ギフトHLDG 5% 5,04 5,04 5,04 4,78 0 0 0 5 10 今仙電機製作所 5% 658 657 658 625 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 三桜工業 -17% 626 625 626 758 2 四国化成HLDG -17% 1,19 1,19 1,19 1,44 1 1 1 2 3 ウイングアーク1st -15% 1,92 1,91 1,92 2,25 0 9 0 2 4 三愛オブリ -14% 1,29 1,29 1,29 1,51 2 2 2 0 5 HOYA -12% 14,2 14,2 14,2 16,1 05 05 05 40 6 大塚HLDG -11% 4,61 4,61 4,61 5,20 1 0 1 2 7 メディパルHLDG -10% 2,02 2,02 2,02 2,25 1 0 1 7 8 飯田グループHLDG -10% 2,25 2,25 2,25 2,50 1 0 1 0 9 きんでん -10% 1,68 1,68 1,68 1,86 2 1 2 4 10 ビジネスエンジニアリング <482 -9% 3,16 3,16 3,16 3,49 8.T> 0 0 0 0 (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」