[東京 26日 ロイター] - <16:04> 日経平均・日足は「小陽線」、3日ぶり終値で5日線維持 日経平均・日足は「小陽線」となった。終値は3万0916円31銭。5日移動平均 線(3万0888円94銭=26日)を3営業日ぶりに終値で維持した。一方、ローソク 足の実体部分はごくわずかな上、上ヒゲが長めの一方で下ヒゲは短い。トウバに近い上影 陽線で、いったんの調整が警戒される。25日線(2万9530円95銭=同)からの乖 離率は4.69%で、一時期に比べ過熱感は低下したが払拭されてもいない。パラボリッ クが現値に接近してきており、週明け以降の陰転が警戒される。 <15:30> 新興株はマザーズが続落、プライムの半導体株に興味移る 新興株式市場は、マザーズ総合は1.53%安の725.69ポイントと4日続落し た。市場では「プライム市場の半導体関連株がはやされ、個人のデイトレーダーはそちら に目が向いたようだ。個別材料への反応はみられたが、週末であり、後場は売りが優勢だ った」(雨宮総研の雨宮京子代表)との声が聞かれた。東証グロース市場指数は前営業日 比1.55%安の924.92ポイントだった。 ビジョナルやウェルプレイド・ライゼスト、マイクロアド は軟調だった。一方、ENECHANGEやispaceはしっかり。 Arentは一時ストップ高となった。 <13:20> 後場の日経平均は伸び悩み、利益確定売りが重し 後場に入って日経平均は伸び悩む展開で、現在は前営業日比約180円高の3万09 00円台後半で推移している。前場に続き半導体関連株は強い一方、利益確定売りが上値 を抑えている。 日本株は堅調さを維持しているものの「外部環境の悪化や、海外勢の買いが一巡した 際には、調整局面に入ってもおかしくない」(国内証券のストラテジスト)との声が聞か れた。 また、前日は売られていたインバウンド(訪日客)関連の銘柄には買い戻しの動きが みられるが、「中国で新型コロナウイルス感染が再拡大していることから、インバウンド 銘柄を含め、中国関連株については影響を見極めたいという雰囲気になっている」(同) という。 東京エレクトロンやアドバンテストが4.7%超高と堅調。ルネサ スエレクトロニクスも4.1%高で、半導体関連株が相場をけん引している。 業種別では、後場に入り保険や海運などがマイナス転換した。 <11:40> 前場の日経平均は続伸、3万1000円台回復 半導体関連株がけん引 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比300円47銭高の3万1101円6 0銭と続伸した。前日の米ハイテク株高の流れを受け、指数寄与度の大きい半導体関連銘 柄が堅調で指数を押し上げた。為替の円安も追い風となり、節目の3万1000円台を回 復した。 日経平均は108円高と堅調にスタート。指数寄与度の大きい半導体関連銘柄が上げ 幅を拡大、あるいはプラス転換するなどし、寄り付き後も上げ幅を拡大した。ただ、上値 では利益確定目的の売りが出て、相場の重しとなった。市場では「一部のテクニカル指標 では短期的な過熱感が示されており、3万1000円付近では利益の確定売りも出やすい 環境」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。その後、前引け間際には日中高 値を更新した。 みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「(過熱感が意識される中で)目 先はスピード調整があってもおかしくはない。2万9500円から3万0500円の水準 にいったん揺り戻される可能性はある」と指摘した。 今晩には米国で4月の個人所得・消費支出が発表されるほか、来週以降も重要イベン トを控えていることから、後場にかけては高値圏でもみ合う展開を想定している、という 。 足元で堅調な半導体株については「在庫循環の一番厳しいところを通過したので強い という側面もあるだろう。直近は急騰しているので、反動はあるかもしれないがトレンド としては全体的に回復方向だとは思う」(倉持氏)との見方を示した。 TOPIXは0.58%高の2158.63ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆7074億4600万円だった。東証33業種では、空運や陸 運、精密機器など18業種が値上がり。鉱業や石油・石炭製品、電気・ガスなど15業種 は値下がりした。 個別では、東京エレクトロンが5.6%高、アドバンテストが5% 高で2銘柄で指数を165円程度押し上げた。為替の円安を受け日産自動車は1 .1%高となるなど、自動車株の一角も堅調に推移した。一方、セブン&アイ・ホールデ ィングスは0.4%安と続落した。前日の株主総会で井阪隆一社長の取締役選任 案に対する賛成比率が76.36%だったことが場中に伝わった後の軟調な地合いが続い た。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが774銘柄(42%)、値下がりが955 銘柄(52%)、変わらずが104銘柄(5%)だった。 <10:25> 日経平均は3万1000円台回復、半導体関連が堅調 日経平均は上げ幅を拡大し、一時節目の3万1000円を回復した。前日の米ハイテ ク株高の流れを引き継ぎ東京市場でも指数寄与度の大きい半導体関連株が堅調で、指数を けん引している。 市場では「セクター別での方向感はみられない。これまでの上昇相場の中で軟調だっ た銘柄を買い戻す一方で、上昇していた銘柄を売るという循環的な動きが続いている」( 国内証券のストラテジスト)との指摘が聞かれた。 個別では、朝方に売られていたアドバンテストがプラス転換し2.6%高、 東京エレクトロンは上げ幅を拡大し5.5%高で推移しており、2銘柄で指数を 135円程度押し上げている。指数寄与度の大きいファーストリテイリングもプ ラス転換した。 <09:06> 日経平均は続伸で寄り付く、半導体関連株がしっかり 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比108円48銭高の3万0909 円61銭と、続伸してスタートした。前日の米ナスダック高を好感する形で、半導体や電 子部品関連の銘柄がしっかりと推移している。円安が支えとなり輸出株の一角も底堅い。 個別では、東京エレクトロンが3%高、ルネサスエレクトロニクス が1.9%高となっている一方、前日に大幅上昇したアドバンテストは小幅安で 推移。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅安、ソフトバンクグルー プは小幅高となっている。 <08:20> 寄り前の板状況、博報堂DYは買い優勢 関ペイントは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 博報堂DY HLDG 9% 1,65 1,64 1,65 1,50 0 9 0 9 2 アンビスHLDG 9% 3,02 3,02 3,02 2,77 5 5 5 3 3 パーソルHLDG 8% 3,00 2,99 3,00 2,77 0 9 0 8 4 三重交通グループHLDG <323 8% 600 599 600 556 2.T> 5 ライフコーポレーション <8194. 6% 3,09 3,09 3,10 2,91 T> 8 5 0 4 6 マーケットエンタープライズ <3 6% 1,28 1,28 1,28 1,21 135.T> 0 0 0 1 7 パラマウントベッドHLDG <7 5% 2,55 2,55 2,55 2,42 817.T> 5 4 5 5 8 マクニカHLDG 5% 5,03 5,03 5,04 4,79 5 0 0 5 9 サインポスト 5% 534 533 534 509 10 アインHLDG 5% 6,14 6,14 6,14 5,86 0 0 0 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 関西ペイント -23% 1,64 1,64 1,64 2,14 5 5 5 5 2 北洋銀行 -12% 231 230 231 263 3 メディパルHLDG -8% 2,06 2,06 2,06 2,24 0 0 0 2 4 北越コーポレーション -8% 851 850 851 924 5 PALTAC -7% 4,60 4,60 4,61 4,97 8 5 0 5 6 パリミキHLDG -7% 301 300 301 323 7 ニッコンHLDG -6% 2,55 2,55 2,55 2,71 0 0 0 9 8 日本瓦斯 -6% 1,88 1,88 1,88 2,01 9 8 9 2 9 タカショー -5% 681 680 681 720 10 日東工業 -5% 3,00 3,00 3,00 3,16 3 0 5 5 (
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