July 23, 2018 / 3:02 AM / 3 months ago

前場の日経平均は3日続落、値がさ株に売り 日銀政策報道を材料視

[東京 23日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比294円43銭安の2万2403円45銭となり、3日続落した。日銀が長期金利目標やETF(上場投信)など資産買い入れ手法の柔軟化などを選択肢に、金融緩和策の持続性を高める方策の検討に入ったことが明らかになった。日経平均連動型ETFの購入が打ち止めになるとの思惑から日経平均への寄与度の高い銘柄が売られたほか、円高も輸出株の重しとなった。銀行株は堅調だった。

 7月23日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比294円43銭安の2万2403円45銭となり、3日続落した。写真は東京証券取引所で2016年2月撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

日経平均をTOPIXで割ったNT倍率.NTIDXは前週末の13.01倍から一時12.85倍まで急低下した。ファーストリテイリング(9983.T)が5%を超す下げとなり、日経平均を約98円押し下げる要因となった。日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。

TOPIXは0.14%安で午前の取引を終了。一時プラスに転じる場面もあった。セクター別では銀行が4%を超す上げとなり、33業種の中で値上がり率トップ。保険、ノンバンク、証券など金融セクターに買いが入った。金利上昇による収益面でのポジティブな影響が期待された。半面、下落率上位には石油・石炭や建設、電気機器がランクインした。金利上昇が嫌気され不動産株は売られた。

トランプ米大統領によるドル高や利上げへの不満表明や、日銀による政策微調整の思惑で、外為市場ではドル安・円高が進行。日銀による「指し値」オペ通告後に上下に振れたものの、足元でドル/円は110円台後半で推移しており、主力輸出株の重しとなった。

大和証券・シニアストラテジストの石黒英之氏は「日銀の金融政策への思惑が先行したものの、長期的な緩和継続への動きとみることができ、尾を引くものでもなさそう。日銀も市場動向を注視している。足元で積み上がったポジションのアンワインドのような流れになっているが、円買い・株安はごく1─2日の反応だろう」とみる。

東証1部の騰落数は、値上がり1049銘柄に対し、値下がりが941銘柄、変わらずが110銘柄と、値上がり銘柄が優勢。東証1部の午前の売買代金は1兆0556億円と、値幅のわりに商いは低調だった。

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