October 29, 2019 / 3:40 AM / in 18 days

前場の日経平均は続伸、リスク回避後退で一時2万3000円回復

 10月29日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比107円86銭高の2万2975円13銭となり、続伸した。写真は都内にある証券会社の株価ボード前で2014年2月撮影(2019年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 29日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比107円86銭高の2万2975円13銭となり、続伸した。前日の米国株式市場が米中通商合意への期待から上昇したほか、外為市場でドル/円が109円台まで円安に振れたことが好感されている。リスク回避の動きが後退しており、日経平均は一時、昨年10月11日以来の2万3000円台を回復。しかし、テクニカル面で高値警戒感も強いことから、大台回復後は伸び悩んだ。

28日の米国株式市場は、トランプ大統領が中国との通商協議について予定より早くかなり大きな合意に署名する可能性があると述べたことや、米連邦準備理事会(FRB)が今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを実施するとの観測から上昇。S&P総合が過去最高値を更新したほか、ナスダックも最高値に迫った。

一方、外為市場ではドル/円が109円台まで円安に振れ、決算発表シーズンが本格化し、輸出関連企業に業績悪化が目立つ中で安心感を与える格好となっている。個別銘柄では、ファナック(6954.T)やキヤノン(7751.T)など下方修正を発表した銘柄が軟化しながらも、相場全体には大きな影響を及ぼしていない。

市場では「悪いものを売るという従来の発想では、個別銘柄への対処は難しい。金融相場の色彩が強まる中、現在が業績のボトムという見方から全体の底上げが進んでいる」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との声も出ている。

TOPIXは0.88%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1325億0300万円だった。東証33業種では、その他金融、銀行業、保険業など金融セクターを中心に30業種が値上がりした。

個別では、ソフトバンクグループ(9984.T)が反発に転じたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)など金融株に高い銘柄が目立つ。半面、ファーストリテイリング(9983.T)はさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1698銘柄に対し、値下がりが367銘柄、変わらずが90銘柄だった。

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