January 31, 2020 / 3:34 AM / 24 days ago

前場の日経平均は急反発、新型肺炎に収束期待で買い戻し

 1月31日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比290円63銭高の2万3268円38銭となり急反発。一時前日比400円を超す上昇となった。写真は都内にある証券会社の株価ボード前で2015年1月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 31日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比290円63銭高の2万3268円38銭となり急反発。一時前日比400円を超す上昇となった。前日の米国株式市場が世界保健機関(WHO)の国際的緊急事態を宣言したことをきっかけに切り返しに転じたほか、外為市場でドル/円が円安方向に振れたことも好感され買い戻しが活発化している。懸念は完全に拭われていないながらも、新型肺炎の収束期待で安心感が広がった。寄り付き前に発表された12月鉱工業生産指数速報が予想を上回ったことも注目されている。

30日の米国株式市場は、終盤にかけて買いが強まり上昇して取引を終えた。新型肺炎について、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、国際的な緊急事態に相当すると発表。その上で、過去数週間に前例のない感染の広がりに前例のない対応が取られていると指摘したことが好感された。

一方、外為市場ではドル/円が109円台まで円安に振れ、これが輸出関連株に買い安心感を与えている。また、前日の急落について「新型肺炎に対して過剰反応した格好。きょうの株価急反発は下げ過ぎの反動とみることができそうだ」(東洋証券・ストラテジストの大塚竜太氏)との声が聞かれ、ショートカバーが活発化した。

市場では、週末であるため、後場は見送られるとの見方がある中、「きょうの動きでは、日経平均が2万3220円前後の5日移動平均線を終値で上回るかどうかが、相場の強さをみる上でポイントになる」(野村証券・エクイティ・マーケット・ストラテジスト の澤田麻希氏)との指摘もある。 TOPIXは0.90%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2554億6900万円と商いが膨らんだ。東証33業種では、精密機器などが30業種が値上がりし、値下がりは3業種にとどまっている。個別では、富士通(6702.T)など上方修正を発表した好業績銘柄を中心に買われた。 東証1部の騰落数は、値上がりが1711銘柄に対し、値下がりが378銘柄、変わらずが68銘柄だった。

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