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午前の日経平均は反発、グロース株とファーストリテが牽引

 3日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比299円35銭高の2万7713円23銭と反発した。東京証券取引所で2014年1月撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 3日 ロイター] - 3日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比299円35銭高の2万7713円23銭と反発した。米国市場で過度な金融引き締めに対する警戒感が和らいで株高となった流れが波及し、グロース(成長)株が買われたほか、良好な国内既存店売上高が好感されて大きく上昇したファーストリテイリングが指数を牽引した。

日経平均は反発してスタートした後も上値を伸ばし、一時362円45銭高の2万7776円33銭に上昇した。TOPIXグロース指数はプラス0.66%だったが、同バリュー指数はマイナス0.07%で、グロース株が主導する上昇となった。

米ハイテク株高となる中、半導体製造装置関連や電子部品は総じて堅調。高PER(株価収益率)銘柄も堅調な動きが目立った。半面、百貨店やレジャー関連、空運、陸運といった経済再開(リオープン)関連株の一角は軟調で、主要な自動車株もさえない動きとなった。

ファーストリテイリングが5%超の大幅上昇となり、1銘柄で指数を約120円押し上げた。5月のユニクロ国内既存店売上高は前年比17.5%増加で2カ月連続の増加となったと2日に発表し、好感された。

日経平均は、心理的節目2万7500円や4月21日高値(2万7580円64銭)などを上回っており「節目を抜けて基調転換が意識されるが、イベントを控えた週末で警戒感もある」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声が聞かれた。きょうは米国で5月雇用統計の発表を控えている。

TOPIXは0.27%高の1931.67ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆4150億6100万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や精密機器、非鉄金属など17業種で、値下がりは保険業や空運業、輸送用機器など16業種だった。 

個別では、東京エレクトロンやTDKがしっかり。リクルートホールディングスやソフトバンクグループ、INPEXも高かった。一方、トヨタ自動車、ANAホールディングスは軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1023銘柄(55%)、値下がりは733銘柄(39%)、変わらずは81銘柄(4%)だった。

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