March 6, 2020 / 3:04 AM / a month ago

前場の日経平均676円安の大幅反落、円高進行が重荷

6日午前の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比676円57銭安の2万0652円55銭となり、大幅に反落した。写真は2019年1月7日、東京の証券会社前で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 6日 ロイター] - 6日午前の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比676円57銭安の2万0652円55銭となり、大幅に反落した。前日の米国株が大幅安となったことに加え、為替円高が進行したことが輸出関連株などの重荷となった。東京市場では朝方から全面安商状で、東証1部に上場する銘柄の96%が値下がりした。

新型コロナウイルス感染拡大の経済に与える影響が懸念され、前日の米国株主要3指数は3%超下落した。東京市場もこの流れを引き継ぎ、日経平均は319円32銭安の反落でスタート。その後、小康状態を保っていたドル/円が再び円高方向に振れ、日本株の下落圧力を強めた。

日経平均は目先の下値めどとみられたPBR(株価純資産倍率)1倍水準(2万0700円前後)を下回った。市場からは「朝方、後場にETFの買いが入ると期待して買った短期筋の投げが出て、急な下げとなったようだ」(国内証券)との声も出ていた。

米国は新型ウイルス感染拡大への懸念に対応し3日に緊急利下げを実施したばかりだが、3月中旬のFOMCで追加利下げの期待が出ている。半面、日銀によるマイナス金利の深掘りは副作用が多く政策手段が限られるとの見方からドル安/円高に傾きやすい。

外為市場でドル/円が一時105.83円と半年ぶりの円高水準となり、トヨタ自動車(7203.T)、ホンダ(7267.T)、ソニー(6758.T)など主力の輸出株が総じて軟調となったほか、金利低下に伴う利ざや縮小の懸念から銀行株も売られた。

TOPIXは3.18%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1737億円だった。東証33業種すべてが値下がり。鉄鋼、証券、建設、金属製品、非鉄金属などが値下がり率上位となった。

個別ではセブン&アイ・ホールディングス(3382.T)が逆行高となった。米石油精製大手マラソン・ペトロリアム(MPC.N)傘下のコンビニ運営会社スピードウェイの買収を断念したことが明らかとなり、好感された。予想された買収金額が巨額だったかことから、7&iHDの財務負担懸念が後退した。

東証1部の騰落数は、値上がりが44銘柄に対し、値下がりが2096銘柄、変わらずが23銘柄だった。

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