[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比282円85銭安の2万5836円67銭と続落して始まり、節目の2万6000円を割り込んだ。為替の円高進行が重しとなり、自動車など輸出関連銘柄を中心に売りが先行しているほか、値がさ株も軟調に推移している。一方、日銀の金融政策修正の思惑で金融株が堅調に推移している。
個別では、主力のトヨタ自動車が0.8%安、ホンダが1.7%安、三菱自動車工業が1.5%安とさえない。
値がさのファーストリテイリングは2.6%安、東京エレクトロンは1.4%安で推移。
東証33業種では、証券業、パルプ・紙など8業種が値上がり。精密機器、非鉄金属、輸送用機器など25業種は値下がりしている。
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