April 3, 2018 / 10:50 PM / 3 months ago

今日の株式見通し=上値重い、米株高支えに買い先行

[東京 4日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、上値の重い展開となる見通し。前日の米国株が反発したことを受け、序盤は買いが優勢となるとみられるが、米中貿易戦争への警戒感が重しとなり、積極的に買い上がる姿勢は限定的になるとみられている。アジア株や米株価指数先物の動き次第では、下げに転じる場面もみられそうだ。

日経平均の予想レンジは2万1200円─2万1500円。

前日の米国市場で、主要株価3指数はそろって1%を超す上昇となった。トランプ米大統領の批判による過度な警戒感が後退したアマゾン・ドット・コム(AMZN.O)が反発。新型セダン「モデル3」生産台数の拡大や、年内に追加的な資金調達は不要との見方を示したテスラ(TSLA.O)は6%近く上昇した。ただ、主要指数は大幅安となった2日の下落分を取り戻すには至らなかった。

シカゴの日経平均先物6月限清算値(円建て)は2万1490円。大阪取引所の夜間終値も同水準にある。序盤の東京市場ではこの水準が意識され、反発スタートが見込まれる。ただ日本時間の4日早朝に米通商代表部(USTR)が、中国からの輸入品に対する25%の追加関税について、対象が約1300品目に上り、年間500億ドル程度に相当することを明らかにした。

先月にトランプ米大統領が大統領覚書に署名した時点では約1300品目、最大600億ドル規模となっていた。市場では「当初の600億ドルから大きく減額される期待があったが、そうはならなかった。中国側の反応や今晩の米国市場の動きが警戒される。日本株もマイナスになる場面がありそう」(みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声が出ている。

4月に入り東証1部の売買代金は低水準にあり、薄商いが続いている。買い手控えムードが広がる中、先物への仕掛け的な売買により指数が上下に振れやすい地合いにある。ボラティリティ―の高まりへの警戒感も根強い。

きょうは国内では需給ギャップと潜在成長率(日銀)が公表される予定。海外では中国3月サービス部門PMI(財新)のほか、米3月ISM非製造業景気指数、米3月ADP雇用報告などの発表を控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21292.29 24129.34 20347.49

-96.29 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物6月限 21490(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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