May 17, 2020 / 10:59 PM / 18 days ago

今日の株式見通し=小幅続伸、米中貿易戦争懸念で上値重い

[東京 18日 ロイター] -

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      19914.78 24115.95 16358.19

+122.69 2020年1月17日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物6月限 20015(円建て)

きょうの東京株式市場で日経平均株価は、小幅続伸が想定されている。前週末の米国株式市場で主要株価3指数が上昇したことは下支えとなりそうだが、米中貿易戦争への懸念が再び高まっていることもあり、関連する銘柄では売りが強まるとみられる。寄り付きは続伸でのスタートが予想されているが、後場では米中関係を背景に上値の重い展開となる可能性が高い。

日経平均の予想レンジは1万9800円─2万0100円。

15日の米国株式市場は上昇、ダウ平均株価は60ドル高で引けた。新型コロナウイルスに絡む制限措置の緩和で経済活動再開への期待が広がる一方、米中の通商関係を巡る懸念やさえない4月の小売売上高が上値を抑え、指数はプラス圏とマイナス圏を行き来する不安定な展開となった。

米商務省は同日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への半導体輸出規制を強化すると明らかにした。輸出規則を変更し、すでに禁輸措置対象に指定されている同社が米国の技術やソフトを利用した半導体を間接的に取得できないようにする。これに対し、中国はすぐさま反応。中国共産党系メディアの環球時報は、中国がアップル、シスコシステムズ、クアルコム、ボーイングを含む米国企業を「信頼できない実体リスト」に加える用意があると報じた。

現在のドルは107.10円台で、前週末午後3時時点とほぼ同水準。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万0015円、大阪取引所の夜間終値は2万0010円となっている。日経平均は為替や先物の動きをにらみ小高く始まるとみられるものの、15日の米市場でのフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数).SOXは2.2%安となったこともあり、半導体関連は軟調な展開が想定される。

日銀は15日、通常のETF(上場投資信託)を1005億円買い入れた。同日の前場引けのTOPIXは0.32%安となっていたため、市場からは「買い入れする際の基準を低くする一方で、買い入れ回数を増やす方針に転換したとみられる」(国内証券)との声が出ていた。0.5%超の下落とならなくても買い入れが入るとの期待が強まっている。

みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は「米中貿易摩擦巡る懸念がコロナ後のグローバル景気の回復への妨げとなっている」と指摘する。「日銀のETF買いには期待はできるものの、米中対立が重しとなり、日銀の買い入れ以上の海外勢の売りが強まる可能性がある」という。

きょうは1-3月GDP速報(内閣府)が発表されるほか、ソフトバンクグループ(9984.T)、パナソニック(6752.T)、コマツ(6301.T)、SUBARU(7270.T)などが決算発表を予定している。

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