July 5, 2018 / 10:41 PM / 17 days ago

今日の株式見通し=神経質な展開、米中関税措置後の中国株・為替にらみ

[東京 6日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は神経質な展開となりそうだ。前日の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇。その流れを引き継ぐ形で反発スタートが予想される。取引時間中は米中の関税措置の行方を見据えた中国株や為替の動向をにらみながらの動きが予想される。

日経平均の予想レンジは2万1400円─2万1800円。

米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇。ナスダック総合は1%を超す上昇となった。米国と欧州連合(EU)が自動車関税案の取り下げで合意する可能性があると報じられ、貿易摩擦を巡る懸念が後退[nL4N1U1590]。また中国での一部製品販売差し止めの影響は軽微になるとの見通しを示した半導体大手マイクロン・テクノロジー(MU.O)が2%を超す上昇となるなど、ハイテク株が堅調に推移した。

ドル/円は110円半ばで底堅く推移。シカゴの日経平均先物9月限清算値(円建て)は2万1680円、大阪取引所の夜間終値は2万1690円となり、現物指数の前日終値を上回った。東京市場の序盤の日経平均はこれらの水準が意識され、堅調な滑り出しとなるとみられている。

米国による340億ドル相当の中国製品に対する追加関税は、日本時間午後1時01分に発動される見通し。日経平均は、朝方に買いが一巡した後は様子見ムードが強まりそうだ。

米国が対中関税を発動した場合、中国も同額相当の米国製品に報復関税を発動するとしている。その後の株式市場は、中国株や人民元にらみの展開となるとみられている。

340億ドルの関税発動に関してマーケットはほぼ織り込んでいるといい、今後は米中の貿易摩擦がエスカレートしていくのかどうかが焦点になる。仮に取引時間中にはエスカレートの兆しがみえず、中国株や米株価指数先物が強含んだ場合、日本株は売り方の買い戻しが入り、一時的に動意付く可能性もある。

ただ「米国で雇用統計の発表も控えており、積極的に売り買いしにくい」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声も出ている。薄商いとなった場合は、先物への仕掛け的な売買を受けた相場の変動が警戒されそうだ。

きょうの主なスケジュールは、寄り前に5月家計調査、消費動向指数(総務省)が公表されるほか、取引時間中は5月景気動向指数速報(内閣府)、消費活動指数(日銀)が発表される予定。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による2017年度の運用実績の公表も控えている。海外では独5月鉱工業生産、米6月雇用統計、米5月貿易収支などの発表もある。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21546.99 24129.34 20347.49

-170.05 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 21680(円建て)

*内容を追加して再送します。

杉山健太郎

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