June 6, 2018 / 11:01 PM / 6 months ago

今日の株式見通し=続伸、米株高が支援 イベント前で戻り売りも

[東京 7日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は続伸する見通し。前日の米ダウ.DJIは大幅高となったほか、ナスダック総合の終値も3日連続で過去最高値を更新した。為替は1ドル110円台前半と円安基調を続けており、外部環境を支えに日本株は買いが優勢となりそうだ。ただ、直近の株高ペースが速く、重要イベント前でもあり、高値圏では戻り売りに押される展開も想定される。

日経平均の予想レンジは2万2650円─2万2900円。

欧米市場では、欧州中央銀行(ECB)が年内に債券買い入れ策を終了するとの見方が強まり、欧州債券が幅広く売られ、この流れが米国債にも波及した。米長期金利が上昇する中、金融株が上昇。

さらに米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長が、トランプ大統領が主要7カ国首脳会議(G7サミット)期間中にカナダのトルドー首相とフランスのマクロン大統領と個別に会談すると明らかにしたことも投資家に安心感をもたらし、ダウは346ドル高となった。

日経平均先物6月限は、シカゴの清算値(円建て)、大阪取引所の夜間終値がともに2万2750円まで上昇している。序盤の東京市場ではこの水準が意識され、買いが先行する見込み。先物・オプションのメジャーSQ(特別清算指数)算出を翌日に控え、期先へのロールオーバーは順調に進んでいるとの見方が多いものの、日中は先物への買い仕掛け的な動きやショートカバーにより上振れする可能性も横たわる。

もっとも足元の価格帯は年初から滞留時間が比較的長く、心理的節目の2万3000円に接近すれば、戻り売りも見込まれる。日経平均は前日までの5営業日で終値ベースでは600円を超す上昇となっている。さらに上伸すれば、短期的な過熱感も意識されそうだ。

岡三アセットマネジメント・シニアストラテジストの前野達志氏は「国内外の政治面や地政学的な面での不透明感が漂う局面が長く続き、投資家がファンダメンタルズにもう一度注目しようとしていたタイミングで、米国経済の力強さが確認された。短期的には良好な地合いが続きそう」と指摘。

一方で「中期的には米国の通商摩擦問題が、長引くことを覚悟しなければならない」とみており、日本株に対しても上値追いには慎重な展開が見込まれるとしている。

日米首脳会談に対しては、北朝鮮関連の話題が中心となるとの見方が市場では優勢。目先のところではG7首脳会議を見極めようという姿勢も強まっている。

きょうの主なスケジュールは日米首脳会談のほか、国内では5月末外貨準備高(財務省)、4月消費活動指数(日銀)、4月景気動向指数速報(内閣府)が公表される予定。海外では米資金循環統計、中国5月外貨準備などが発表される。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22625.73 24129.34 20347.49

+86.19 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物6月限 22750(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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