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今日の株式見通し=軟調、米国株の急落を受けて売り一色も

[東京 29日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開が想定されている。前日の米国株式市場が急落したことを受け、主力株を中心に朝方から売り一色の展開となりそうだ。これまでの相場が長い期間こう着していただけに、本格的な調整局面入りの指摘も聞かれる。下値の目安として2万3000円が意識されそうだ。

日経平均の予想レンジは2万3000円─2万3300円。

28日の米国株式市場は急落、主要3指数は軒並み3%超安で終了した。世界的な新型コロナウイルス感染再拡大を巡る懸念や、間近に迫る米大統領選への警戒感が圧迫した。追加コロナ経済対策を巡る協議が大統領選前に合意にこぎ着けられない可能性も重しとなっている。

これを受け、日本株も総じて売り優勢の展開で始まりそうだ。テクニカル面で、このところ日足チャートに調整局面入りを示唆するサインが出ていたが、きょう、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする動きとなった場合、下放れパターンが決定的となり、投資家の不安心理が大きくなるとみられる。崩れかけていた新興株式市場では、信用取引の追い証が相次ぐ可能性もあり、これもムードを悪化させそうだ。

日経平均は2万3000円が下値の目安として意識されるほか、好調な企業業績が注目され、後半は下げ渋る可能性もある。日銀のETF買いも見込めそうだ。ただ、それでもテクニカル面での崩れを修正するのは容易ではないとの見方もある。

市場では「投資家の恐怖心理を示すVICs指数.VIXが6月以来の40ポイントまで急上昇。先行きの不安の大きさを示している。米大統領選挙の混乱を織り込んでいるようでもあり、しばらく調整を余儀なくされそうだ」(SBI証券・投資情報部アドバイザーの雨宮京子氏)との声が聞かれた。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      23418.51 24115.95 16358.19

-67.29 2020年1月17日 2020年3月19日

シカゴ日経平均先物12月限 23060(円建て)

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