April 11, 2018 / 10:51 PM / 6 months ago

今日の株式見通し=軟調、米株安・円高が重荷 中東情勢への警戒継続

[東京 12日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、軟調な展開となる見通し。中東情勢の緊迫化を受け、前日の米国株は反落。為替は円高に振れており、日本株の重しとなるとみられている。4月限日経平均先物ミニ・オプションのSQ(特別清算指数)算出を翌日に控える中、先物への仕掛け的な売買により値幅を伴って上下動するリスクも意識されている。

日経平均の予想レンジは2万1450円─2万1750円。

米国市場でダウ.DJIは200ドルを超す下落となった。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、利上げペース加速への懸念が強まった。またトランプ米大統領が11日、シリアのアサド政権を支持するロシアを批判し、米国のミサイルが「シリアに向かう」と述べたことを背景に、地政学リスクの高まりが警戒された。

一方、米原油先物CLc1は2014年12月以来、約3年4カ月ぶりの水準まで上昇し、米エネルギー関連株の支援材料となった。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万1645円。大阪取引所の夜間終値は2万1650円を付けている。寄り付きの東京市場ではこれらの水準が意識される見通しだ。

日本株はオプションSQの算出前に当たりポジション調整の影響を受けやすく、神経質な地合いが継続しそうだ。取引時間中にシリアに対する米国の軍事行動が伝われば、「アルゴリズムが発動し大きく売られる可能性もある」(東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏)との懸念が出ている。

国内では学校法人「森友学園」と「加計学園」、防衛省の日報を巡る問題を受け、安倍政権の内閣支持率が今後どう変化するのかについても注目が集まっている。引け後には安川電機(6506.T)やファーストリテイリング(9983.T)の決算発表が控えているが、国内外で不透明材料が山積する中では「(好業績を期待して)先取りして買うのは難しい」(国内証券)との声も出ている。

きょうは国内では3月マネーストック、日銀地域経済報告が公表される予定。海外では欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨の公表、ブラックロック(BLK.N)の決算発表などが控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21687.10 24129.34 20347.49

-107.22 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物6月限 21645(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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