September 11, 2019 / 10:46 PM / 7 days ago

今日の株式見通し=買い先行後もみあい、外部環境良好も高値警戒感

[東京 12日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は買い先行後、もみあいとなりそうだ。前日の米国株主要3指数は上昇し、為替も1ドル107円後半と円安基調で推移している。寄り付きは続伸でのスタートが予想されている。

ただ、直近7連騰しており、テクニカル的にも高値警戒感が出ている。2万1700円前後に上昇した場合は利益確定や戻り売りなどが上値を抑える可能性がある。

日経平均の予想レンジは2万1450円─2万1750円。

前日の米国株市場では、中国が対米報復関税の対象から一部の製品を免除すると発表したことが好感され、関税の動きに敏感なハイテク株や工業株の買いが膨らんだ。アップル(AAPL.O)が3.2%上昇し、S&P総合500種とナスダック総合の上昇をけん引。このほかボーイング(BA.N)が3.6%上昇したこともダウ平均を押し上げた。

中国財政省は11日、米国からの輸入品に対する追加報復関税について、乳清(ホエイ)やフィッシュミールなどの飼料や一部の抗がん剤、潤滑油など16品目を免除の対象とすると発表した。米中はここまでに交渉と物別れを繰り返しており、10月の閣僚級会議での事態の好転に懐疑的な向きも多いが、ひとまず好材料と受け止められた。

シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万1665円、大阪取引所の夜間終値は2万1660円と現物指数の前日終値を上回っている。東京市場もしっかりで始まりそうだという。

一方、テクニカル的に高値警戒感も意識される。11日時点で短期RSI(相対力指数)やストキャスティクスなどオシレーター系指標が買われ過ぎを示唆し、25日移動平均線からの上方かい離率も4%を超えた。

市場からは「7月の高値圏に近づくと売り物も出そうだが、それが急落の要因になるのではなく、少し上がったところで売り買い交錯するイメージ」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資ストラテジスト、三浦誠一氏)との見方が聞かれた。

朝方に7月機械受注(内閣府)、海外時間に米国で消費者物価指数(CPI)、新規失業保険申請件数などが発表される。欧州中央銀行(ECB)理事会(金利発表)も予定されており、金利や為替がどのような反応を示すのかが注目されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21597.76 22362.92 19241.37

+205.66 2019年4月24日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物9月限 21665(円建て)

*内容を追加しました。

杉山健太郎

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