June 12, 2019 / 10:56 PM / 2 months ago

今日の株式見通し=米株安を嫌気し売り先行、下値では買い戻しも

[東京 13日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は売り先行後、もみあいの展開が予想されている。前日の米国株市場で主要3指数やフィラデルフィア半導体指数.soxが下落した流れを引き継ぎ、朝方は続落で始まるとみられている。

下がったところでは買い戻しが入りそうだが、外部環境に複数の懸念材料があり、上値を追い切れない。

日経平均の予想レンジは2万1000円─2万1200円。

米中貿易摩擦への懸念が残る中、前日の米国株市場は、ダウ、ナスダック総合、S&P総合500種が小幅安。フィラデルフィア半導体は2.3%安で取引を終了した。半導体大手のマイクロン・テクノロジー(MU.O)、アプライド・マテリアルズ(AMAT.O)、ラムリサーチ(LRCX.O)は5%強値下がりしている。

一時108円前半まで下落したドル/円が108円半ばを回復したことは安心材料となるが、シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万1035円、大阪取引所の夜間終値は2万1040円と現物指数の前日終値を下回っており、朝方は同水準を意識して安く始まるとみられている。

東京市場でも値がさのハイテク株が売られた場合は下げ幅を拡大しそうだが、下がったところでは買い戻しが入るとみられる。テクニカルでは5日移動平均線(2万1025円43銭=12日)近辺が下支えとなる可能性がある。

一方、上値の重さも引き続き意識される。トランプ米大統領は、28─29日の20カ国・地域(G20)首脳会議(大阪サミット)で中国の習近平国家主席と会談したいとの考えを表明しているが、会談が実現しても貿易摩擦解消に向けた進展があるとの期待は乏しい。[nL4N23J4CF]

市場からは「米中貿易交渉の先行きが不透明なことに加え、GAFA規制の強化はハイテク、IT絡みのところにとってマイナス要因になる。トランプ大統領がドイツに対しエネルギーでロシアに依存しないよう警告[nL4N23J3LB]するなど懸念材料が多い。日本株もややマイナス圏で推移するのではないか」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声が出ていた。

主なイベントとしては、茂木敏充経済再生相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表の協議が予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21129.72 22362.92 19241.37

-74.56 2019年4月24日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物6月限 21035(円建て)

*情報を追加します。

杉山健太郎

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