February 13, 2018 / 10:52 PM / 2 months ago

今日の株式見通し=弱含み、円高重し 米経済指標の警戒で手仕舞い売りも

[東京 14日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みの展開が想定されている。前日の米ダウ.DJIは小幅に続伸したが、為替は1ドル107円台後半まで円高に振れており、日本株の重しとなるとみられている。今晩発表の米1月消費者物価などを受けた米金利の反応への警戒感もあり、引けにかけては手仕舞い売りが優勢となる可能性が高い。

日経平均の予想レンジは2万1000円─2万1300円。

米国市場ではダウは下落スタートとなった後に切り返す展開。引けにかけては14日発表の1月消費者物価や小売売上高を見極めたいとの心理が働き伸び悩んだ。主要株価3指数の終値はそろって上昇。VIX指数.VIXは終値ベースでは24.97まで低下したものの、なお20を上回る水準にある。

大阪取引所のナイトセッションで日経平均先物3月限は一時2万1000円を下回ったが、こちらも持ち直す動きとなった。夜間取引の終値は2万1190円。シカゴの清算値(円建て)は2万1205円となっている。

東京市場の寄り付き前には日本の10─12月期国内総生産(GDP)速報値が公表される。ロイターがまとめた民間調査機関の予測によると、実質GDPの予測中央値は前期比プラス0.2%、年率プラス0.9%。良好なファンダメンタルズが確認できれば、日本株に対する押し目買い需要の期待も高まるが、外部環境に対する警戒感は依然として払拭されていない。

みずほ証券シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「騰落レシオ(東証1部、25日平均)が80%を下回り、日経平均の予想PER(株価収益率)が13倍を割れるなどボトム感も出ているが、今回は日本の要因ではなく米国の要因で下げている」と指摘。「日本の指標だけみると相場を見誤る可能性がある。為替が円高基調にある中、積極的に買おうという動きにはなりにくい」と話す。

米国のインフレ関連指標の結果次第では米金利が上昇し、金利上昇を嫌気して米国株が再び調整するリスクも意識されている。東京市場では日中は為替にらみの動きが見込まれるが、次第にポジション調整売りが広がることも想定されており、神経質な相場が続くとみられている。

きょうは国内ではJDI(6740.T)、東芝(6502.T)、日本郵政(6178.T)などが決算発表を行う予定。海外では独10─12月期GDP速報値、ユーロ圏12月鉱工業生産、米12月企業在庫なども公表される予定となっている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      21244.68 24129.34 18224.68

-137.94 2018年1月23日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物3月限 21205(円建て)

*内容を追加しました。

    長田善行

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