July 17, 2018 / 10:48 PM / 3 months ago

今日の株式見通し=堅調、2万3000円試す 米株高・円安で心理改善

[東京 18日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は堅調な展開となる見通し。前日の米国株の上昇や一時1ドル113円台まで円安に振れた為替を背景に投資家心理は改善し、幅広く買いが先行するとみられている。短期筋による先物買いが加速すれば、心理的節目の2万3000円を試す流れとなることも想定されている。

日経平均の予想レンジは2万2750円─2万3050円。

米国株式市場で主要3指数はそろって上昇。ダウ.DJI>は4日続伸となった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が半期に1度の議会証言で米経済について楽観的な認識を示したことや、企業業績に対する期待の高まりが相場の支援材料となった。

シカゴの日経平均先物9月限は2万2845円。大阪取引所の同先物9月限の夜間終値は2万2830円と、ともに現物の前日終値を上回った。序盤の東京市場ではこれらの水準が意識され、堅調な滑り出しが予想されている。

米中貿易戦争を巡る新規の悪材料は今のところ出ておらず、市場参加者の関心は日米の企業業績に向かいつつある。「追加関税をかける前の『駆け込み的な需要』が出ているのならば、今後発表される6月までの経済指標に悪いものはなさそう」(国内証券)との期待感も出ている。

国内に関しては決算発表の本格化は来週以降。第1四半期のため、通期の業績予想を見直す企業が増えるといった見方は市場では少数派だ。ただ、輸出企業では想定為替レートを1ドル105円前後に置く企業が多い。通期の会社計画に対しまずまずの進捗率を見せそうな銘柄に対しては、発表を先回りして買う動きが広がる可能性もある。

SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏は「前日の東証1部の売買代金は決して活況という訳ではなかったが、このところの平均は上回った。米中通商問題を機にリスクを避けようとしていたポジションの巻き戻しが起きつつある」と指摘。取引時間中に「2万3000円にタッチすれば、ごく目先的な達成感が出る可能性がある」とみる。企業側の第1四半期決算が市場の思惑通り業績の上振れ期待をもたらすものになるかが今後の焦点だとしている。

きょうは国内では6月訪日外国人客数が公表される予定。海外では米地区連銀経済報告、米6月住宅着工件数が発表されるほか、 パウエルFRB議長による下院での議会証言も控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22697.36 24129.34 20347.49

+100.01 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 22845(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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