June 20, 2018 / 10:50 PM / 3 months ago

今日の株式見通し=強もちあい、米ナスダック最高値・円安基調が支え

[東京 21日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、強もちあいの展開が想定されている。前日の米国市場ではナスダック総合の終値が最高値を更新。為替はドル高・円安に振れており、日本株の支援材料となる見通しだ。ただ貿易戦争への懸念は根強く上値は限られやすい。

好業績が期待できる銘柄への個別物色が主体となるとみられている。

日経平均の予想レンジは2万2500円─2万2700円。

米国株式市場ではハイテク大手5社の「FAANG」銘柄が急伸し、5社中4社が過去最高値を付けた。一方、電気通信サービスや素材セクターは軟調。ダウ.DJIは小幅安で取引を終えた。

ドル/円JPY=は足元では110円台前半で推移。主要6通貨に対するドル指数.DXYは一時11カ月ぶりの水準まで上昇した。

円安基調の中でシカゴの日経平均先物9月限は下値の堅い動きとなり、円建ての清算値は2万2480円。大阪取引所の夜間終値は2万2460円を付けている。配当落ち分を考慮すれば、寄り付きの日経平均は2万2500円近辺か、これをやや上回る水準で始まる公算が大きい。

貿易戦争を巡っては、日米欧の中銀トップが相次いで景気への影響について懸念を表明。トランプ米大統領の言動で市場に再び動揺が走ることに対し身構える投資家も多い。

SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏は「トランプ大統領はもともとビジネスマン。『どこかで落としどころを探るだろう』という希望的観測に近いものも市場にはある。市場側の見方が甘かったことが明確に判明すれば再びリスクオフとなることもあり、日本株が上値を試すにはまだ時間が掛かるだろう」と話す。

前日に日本株は荒い動きをみせたが、後場の上昇はショートカバーが主体との見方が優勢だ。直近では景気敏感株のパフォーマンスがさえない一方、外部環境に左右されにくい内需・ディフェンシブ株を選好する流れも続いている。好業績の確度が高いとみられる銘柄群には押し目買い意欲もみられ、引き続き全体相場の下支え要因となるとみられている。

きょうは国内では布野日銀審議委員の講演と記者会見が控えるほか、SIG(4386.T)、ZUU(4387.T)、コーア商事ホールディングス(9273.T)の3銘柄が新規上場をする。海外では米6月フィラデルフィア地区連銀業況指数の公表や、英中銀金融政策委員会、ユーロ圏財務相会合なども予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22555.43 24129.34 20347.49

+276.95 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 22480(円建て)

*内容を追加します。

長田善行

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