February 20, 2018 / 10:51 PM / 10 months ago

今日の株式見通し=軟調地合い継続、ダウ反落で慎重 円高一服は支え

[東京 21日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は軟調な地合いが継続する見通し。米国市場でダウ.DJIは250ドルを超す下落となった。ナスダック.IXICは小幅安となり国内ハイテク関連株は底堅さが見込まれるものの、今後の米国株への警戒感から全体相場は調整含みとなりそうだ。ただ、ドル/円JPY=は107円台まで円安に振れており、日本株の下支え要因になるとみられている。

日経平均の予想レンジは2万1750円─2万1950円。

米国市場でダウは254ドル安で取引を終了。7日ぶりの反落となったが、下げ幅は一時300ドルを超える場面があった。第4・四半期(11─1月)決算で利益が市場予想を下回り、ネット通販売上高の伸びも鈍化した米ウォルマート・ストアーズ(WMT.N)が10%安となり、相場の重しとなった。小売株が軒並み安となった一方、フィラデルフィア半導体.SOXは1.76%上昇。米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)を含めハイテク関連株が買われたことで、ナスダックはほぼ横ばいとなった。

米10年債利回りは足元で2.89%台と約4年ぶりの高水準近辺を維持。半面、主要6通貨に対するドル指数.DXYは上昇し、直近までのドル安・円高の流れに一服感が出ている。もっとも、ドル/円は12月日銀短観での大企業・製造業の下期対ドル想定為替レート(109円66銭)をなお下回る水準。東京市場で投資家の間に日本株に対する楽観姿勢が急に広がることは見込みにくい。

日経平均先物3月限は大阪取引所の夜間終値が2万1830円。シカゴの清算値(円建て)が2万1855円と、いずれも現物の前日終値を下回っているが、下値に対する抵抗感も見られる。

中国市場は春節で休場が続くが、米国が休場明けとなったことで、国内市場には海外投資家が本格的に復帰するとみられている。東証1部の売買代金は連日で今年最低を更新してきたが、いったんは売買代金の回復が見込まれる局面となりそうだ。

ただ、海外勢は直近では売り越し姿勢を強めている。個人投資家の押し目買い意欲は旺盛とはいえ、外部環境に対する警戒感はなお根強い。取引時間中は為替や米株価指数先物の動きに左右されそうだ。「米金利上昇のショックに対する耐性は付きつつあるが、振れ幅の大きい相場が続きそう」(安藤証券・投資情報室長の横山貢氏)との声も聞かれる。

きょうは国内では布野日銀審議委員の講演が予定されているほか、2月の製造業PMIが発表される。海外では1月30─31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      21925.10 24129.34 18224.68

-224.11 2018年1月23日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物3月限 21855(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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