October 23, 2018 / 10:45 PM / 24 days ago

今日の株式見通し=戻り鈍い、企業決算への警戒で上値追えず

[東京 24日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、自律反発狙いの買いが先行する見通し。その後は戻りの鈍さが意識されそうだ。前日の米ダウは一時500ドルを超す下げとなった後、下げ幅を縮小した。変動率の高い相場となっているうえ、日米の企業決算に対する警戒感も根強く、買い手不在となりやすい。上海株の動向も引き続き投資家心理を揺さぶりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万1900円─2万2300円。

米国株式市場では主要3指数がそろって下落。ダウは125ドル安で取引を終えた。米キャタピラーやスリーエムなど決算を発表した主要銘柄が売られたほか、原油価格の急落でエネルギー株も大きく下げた。ただ安値圏では押し目を拾う動きもあり、指数は下げ渋る展開だった。米半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(TI)は第4・四半期の業績見通しがアナリスト予想に届かず、引け後の取引で約6%安となっている。

一方、シカゴの日経平均先物12月限の清算値(円建て)は2万2175円。大阪取引所の夜間終値は2万2160円と、ともに前日の現物指数の終値を上回っている。前日に日経平均は600円を超す下げとなり、一時2万2000円を割り込んだ。前日に売られ過ぎた反動も見込まれ、序盤の東京市場で日経平均は反発して始まる公算が大きい。

ただ「直近の日本株の下げの決定的な要因は業績懸念だ。昨日の下げのリバウンドはある程度は見込まれるが、急速なリバウンドは考えにくい」(SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏)との声もある。米国と同様、貿易戦争が企業業績に対しどのような悪影響を及ぼしているのか、市場は神経質となっており、株価の上値を圧迫しそうだ。

また日本電産(6594.T)が23日発表した2018年4─9月期連結決算(国際会計基準)は営業利益が過去最高となったが、通期の業績予想は据え置いた。「失望というほどではないが、ポジティブサプライズでもない」(国内証券)とみられている。先行して8月中間期決算を発表した安川電機(6506.T)に対し、市場はいったん売りで反応しただけに、日本電産株が決算発表を受けてどう反応するのかも注目が集まる。

中国市場では、中国当局が景気支援方針を打ち出したものの、景気の先行きに対する悲観的な見方が払拭されていない。上海株の下げが止まらない場合は、日本株にも売り圧力が強まりそうだ。

きょうは国内では9月企業向けサービス価格指数(日銀)などが公表される予定。各国で10月製造業PMIが発表されるほか、米国では地区連銀経済報告書が公表される予定。マイクロソフトやフォード・モーター、ボーイングなどの決算発表も控えている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22010.78 24448.07 20347.49

-604.04 2018年10月2日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物12月限 22175(円建て)

*内容を追加して再送します。

長田善行

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