May 24, 2018 / 10:47 PM / 3 months ago

今日の株式見通し=軟調、米朝首脳会談の中止で地政学リスクを意識

[東京 25日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は軟調な展開となる見通し。米朝首脳会談の中止が発表されたことで地政学リスクの高まりに対する警戒感が強まりつつある。米国による輸入車への追加関税の可能性と、世界景気に及ぼす悪影響も意識されている。トランプ米大統領の姿勢に左右される相場が続いており、売り一巡後は手控えムードも強まりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万2100円─2万2300円。

前日の米国市場は主要株価3指数がそろって小幅に下落した。米朝首脳会談の中止を嫌気しダウ.DJIは一時280ドル安となったが、引けにかけては下げ幅を縮小した。ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)や動画配信大手ネットフリックス(NFLX.O)の上昇を受け、相場全体の下げは限られた。

一方、ドル/円JPY=は一時108円台まで円高が進行。足元では109円台前半で推移している。シカゴの日経平均先物6月限は一時2万2075円まで下落したが、その後は買い戻しが入り、円建ての清算値は2万2315円となった。大阪取引所の夜間終値は2万2310円。ともに現物の前日終値を下回った。

米朝首脳会談は中止となったが、トランプ米大統領は北朝鮮との対話になお前向きだと表明。北朝鮮側からも依然、米国との問題を解決する意思があるとの声明が伝わっている。トランプ米大統領の交渉戦術の可能性を指摘する市場参加者の見方もあるものの、米国の新たな関税方針や米中通商問題など、不透明材料が山積しており、投資家心理は萎縮しつつある。

いちよしアセットマネジメント・上席執行役員の秋野充成氏は「米朝首脳会談の中止はある程度予想されていたが、今後は貿易問題がクローズアップされる恐れが高まる。米国の保護貿易主義の姿勢が一段と強まれば、日本へのプレッシャーも強まる」と指摘。「米朝首脳会談中止で今度は中東での地政学リスクの高まりが警戒される」と話す。

きょうは国内では5月東京都区部消費者物価が公表されるほか、生保大手各社の決算発表が控えている。海外では米5月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、米4月耐久財受注などが公表される予定となっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22437.01 24129.34 20347.49

-252.73 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物6月限 22315(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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