June 27, 2018 / 10:45 PM / 19 days ago

今日の株式見通し=軟調、米中貿易摩擦への警戒感が引き続き重し

[東京 28日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は軟調な展開が予想される。米中貿易摩擦を巡る懸念がぶり返して米国株が下落した流れを引き継ぎそうだ。売り一巡後は下げ渋るとみられるが、為替が円高方向に振れる場合には、節目2万2000円を巡る攻防もあり得ると警戒されている。

日経平均の予想レンジは2万2000円─2万2300円。

米国株は、原油先物の急伸でエネルギー株が上昇したものの、米中貿易摩擦への警戒感から、とりわけ中国での売り上げが占める割合が大きい半導体メーカー株が急落した。フィラデルフィア半導体指数は2.5%安となった。米ドル高も株価を圧迫した。

トランプ大統領が、中国企業による米ハイテク技術獲得への対応で中国に特化した制限を課すのでなく、対米外国投資委員会(CFIUS)の審査を強化する方針を表明。市場の想定ほど強硬な姿勢ではないとの見方からいったん株価は上昇したが、カドロー米国家経済会議(NEC)委員長が、中国に対するスタンスの軟化を示すものではないと説明したことが伝わり、強硬なアプローチに変わりはないとの見方から相場は下げに転じた。

シカゴの日経平均先物9月限は2万2130円。大阪取引所の夜間終値は2万2140円を付けている。朝方は同水準を意識して売りが先行するとみられる。為替は1ドル110円台前半で推移している。米中貿易摩擦を巡って市場では「もう少し煮詰まらないと落とし所は見えず、リスクは簡単には後退しない。米中間選挙に向けて不透明感は続くだろう」(いちよしアセットマネジメント・上席執行役員の秋野充成氏)との見方が出ていた。

主なスケジュールとしては、欧州でユーロ圏6月景況感・業況感指数や、独7月消費者信頼感指数、独6月消費者物価指数速報値などが発表されるほか、29日まで欧州連合(EU)首脳会議が開かれる。米国では1─3月国内総生産(GDP)確報値、新規失業保険申請件数などの発表が予定されるほか、米連邦準備理事会(FRB)が、大手銀行の包括的資本分析(CCAR)の結果を公表する。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22271.77 24129.34 20347.49

-70.23 2018年1月23日 2018年3月26日

シカゴ日経平均先物9月限 22130(円建て)

*内容を追加しました。

平田紀之

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