January 27, 2020 / 10:55 PM / 23 days ago

今日の株式見通し=大幅続落、新型肺炎への警戒強まる

[東京 28日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、大幅続落が想定されている。前日の米国株式市場は主要株価3指数が下落。引き続き新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が警戒されており、世界的なリスクオフムードが強まっている。新型肺炎を巡るネガティブなニュースが突発的に出てきた場合は下方向に値幅が出やすく、2万3000円割れも視野に入るとみられる。

日経平均の予想レンジは2万2950円─2万3250円。

中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎は感染が拡大し、患者数は中国国内で2835人に上り、死者は81人に達している。中国以外ではこれまでに日本、タイ、オーストラリア、米国、フランス、カナダなどで患者が確認されているが、今のところ死者は報告されていない。

27日の米国株式市場で、ダウ工業株30種.DJIとS&Pは下落率が昨年10月2日以来の大きさ、ナスダック総合.IXICは8月23日以来の大きさとなった。投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は19.02と10月10日以来の高水準を記録した。中国が肺炎の感染拡大防止に向け春節(旧正月)の連休を延長すると発表したことを受け、経済活動への影響懸念が強まった。

外為市場ではドル/円が108円後半と、前日午後3時時点に比べて小幅に円高水準。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万3030円で前日の現物終値を下回っており、日経平均は同水準を意識して安く始まるとみられる。

市場では「日本から始まった世界的な株安の流れが止まらない。これまでは低ボラティリティーでマーケットは楽観的だったが、今はボラが高く、先行きの不透明感が強まっている。きょうの相場は、新型肺炎を巡る新しいニュースがポイントとなるだろう」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声が出ていた。

主なスケジュールは、信越化学工業(4063.T)、日立化成(4217.T)などが決算発表を予定。米国では、米連邦公開市場委員会(29日まで)などが予定されている。 中国、香港、台湾は春節で引き続き休場となる。

*内容を追加しました。

佐古田麻優

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