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今日の株式見通し=反発、新型肺炎への懸念で上値は重い

[東京 29日 ロイター] -

きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反発が想定されている。前日の米国株式市場は主要株価3指数が上昇、為替も109円台で取引されており、東京株式市場も小高い水準での推移が見込まれる。ただ、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大への警戒が依然として相場を支配しているため、上値は重い展開となりそうだ。

日経平均の予想レンジは2万3200円─2万3400円。

新型コロナウイルスによる肺炎に感染した患者は中国国内で3000人、死者は130人を上回った。日本国内では28日午後、中国・武漢市に滞在歴がない初の感染者が見つかった。国内で確認された患者は6人目。

米国株式市場は反発して取引を終えた。S&P総合500種.SPXは約4カ月ぶりの大幅な下げから持ち直した。新型ウイルスの感染拡大による影響への懸念を背景に売られていたアップルAAPL.Oなどが反発し、相場を支援した。

外為市場ではドル/円が109.10円台と、前日午後3時時点に比べて小幅に円安水準での推移。シカゴの日経平均先物3月限(円建て)清算値は2万3340円で前日の現物終値を上回っており、日経平均は同水準を意識して高く始まるとみられる。

SMBC日興証券・投資情報部部長の太田千尋氏は「日経平均はきょうやっと下げ止まるだろう。ただ、新型肺炎の脅威は日々大きくなっており、根っこに流れ続ける新たな材料となってしまった。企業決算も、現時点では数字への影響はないと思われるが、企業側では慎重なコメントが増えるだろう。影響は確実にある」と指摘した。

主なスケジュールは、日銀が金融政策決定会合における主な意見(1月20・21日分)、キヤノン7751.T、NEC6701.T、ファナック6954.T、日立建機6305.T、LINE3938.T、アドバンテスト6857.T、SCREENホールディングス7735.Tなどが決算を発表する予定。米国では、米連邦公開市場委員会(FOMC)が行われ、フェイスブック、ボーイング、マクドナルド、マイクロソフト、テスラなどが決算発表を予定。中国は春節(旧正月)で引き続き休場となる。

*内容を追加しました。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      23215.71 24115.95 19241.37

-127.80 2020年1月17日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物3月限 23340(円建て)

佐古田麻優

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