May 29, 2019 / 11:00 PM / a month ago

今日の株式見通し=軟調、米国株安が投資家心理圧迫 円安は支え

[東京 30日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は軟調な展開が予想されている。前日の米国株市場で主要3指数が下落した流れを引き継ぎ、続落で始まりそうだ。その後も米中貿易摩擦の長期化に対する懸念から積極的に上値を追いづらい。一方、外為市場でドル/円が円安方向に振れていることは下支えになるとみられ、株価の下げは緩やかになるとの見方も出ている。

日経平均の予想レンジは2万0800円─2万1050円。

前日は、中国共産党機関紙・人民日報が論説記事で、貿易戦争を巡る米国への対抗手段としてレアアース(希土類)を利用する用意があると表明。米中貿易戦争の長期化が世界成長の足かせになるとの懸念が広がった。資金は安全資産とされる国債にシフト。米債券市場で10年国債利回りUS10YT=RRが一時1年8カ月ぶりの水準に低下した。

一方、外為市場ではドル高/円安の流れとなった。「短期筋の下値攻めなどで109.15円まで下げたが、109円ちょうどを抜けきれなかったことでショートカバーが入った」(ブローカー)との声が出ている。現在、ドル/円は109.60円近辺で推移している。

シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は2万0875円、大阪取引所の夜間終値は2万0910円と、いずれも前日の現物終値を下回っており、朝方は同水準を意識して安く始まるとみられている。

その後、為替の円安やフィラデルフィア半導体指数.soxの5日ぶりの反発などが支えになる可能性もある。市場からは「中国のレアアースの話も織り込んできている。軟調な推移は否めないが、それほど大きな下げにはならないのではないか」(SMBC日興証券の投資情報部部長、太田千尋氏)との見方が出ていた。

きょうは日銀の桜井真審議委員の講演と記者会見があるほか、バルテス(4442.T)がマザーズ市場に新規上場する。海外では米国で1─3月期国内総生産(GDP)改定値の発表がある。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21003.37 22362.92 19241.37

-256.77 2019年4月24日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物6月限 20875(円建て)

*内容を追加しました。

杉山健太郎

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