July 30, 2019 / 11:33 PM / 25 days ago

今日の株式見通し=反落、FOMCの結果待ち 決算受け個別物色

[東京 31日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均は反落となりそうだ。欧米の株価指数が下落した流れを引き継ぎ、東京市場も安く始まるとみられている。

米アップル(AAPL.O)の予想を上回る決算を受けて今晩の米国株高に対する期待が高まれば日本株にも押し目買いが入りそうだが、基本は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を見極めるまでは手控えムードになりやすい。国内企業の決算発表を手掛かりにした個別銘柄への物色は入りそうだ。

日経平均の予想レンジは2万1500円─2万1700円。

前日の米国株主要3指数は揃って下落。トランプ米大統領が通商協議を巡る中国に警告を発したこと投資家心理を圧迫した。

トランプ米大統領は30日、ツイッターへの投稿で、中国に対して通商協議を巡り自身の1期目の任期が終わるまで時間稼ぎをしないよう警告。2020年11月の米大統領選で再選されれば、通商協議の行方はさらに厳しいものとなり、決裂する恐れもあるとの考えを示した。

米ハイテク株は値下がりして反応。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は0.26%安で取引を終えた。

ドル/円は108円半ばで前日からほぼ横ばい。シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万1485円、大阪取引所の夜間終値は2万1480円と、ともに現物の前日終値を下回っており、東京市場は反落スタートになるとみられている。

一方、米アップルが30日発表した第3・四半期(4─6月)決算は、売上高と利益がそろって市場予想を上回った。第4・四半期(7─9月)の売上高見通しも予想を超え、引け後の時間外取引で、アップルの株価は3.5%上昇した。これが今晩の米国株高期待につながる場合、日本のハイテク株の下支えになる可能性がある。

基本はFOMCの結果待ちだが、取引時間中には、中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)も発表される。米中通商協議を巡りトランプ米大統領が中国に警告を発する中、指標が想定以上に悪く、上海株が崩れた場合は投資家心理が冷やされ、日本株も下押しされる恐れがある。

国内企業の決算について、市場からは「製造業系は4─6月期だけをみると減益が多いが、これを受けて株価が2日も3日も連続して下落しているわけではない。短期的に悪材料を織り込んだ後は様子見というスタンスもある」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資ストラテジスト、三浦誠一氏)との声が出ていた。

主なスケジュールは、ツクルバ(2978.T)がマザーズ市場に新規上場する。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)、みずほフィナンシャルグループ(8411.T)、野村ホールディングス(8604.T)、パナソニック(6752.T)、武田薬品工業(4502.T)、村田製作所(6981.T)などが決算を発表する。

米国では、雇用統計の前哨戦と位置づけられるADP全米雇用報告などが発表される。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      21709.31 22362.92 19241.37

+92.51 2019年4月24日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物9月限 21485(円建て)

杉山健太郎

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