August 8, 2019 / 10:57 PM / 9 days ago

今日の株式見通し=軟調、米中対立の激化懸念 連休前に手掛けづらい

[東京 9日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均は軟調な展開が予想されている。米国が中国の華為技術(ファーウェイ)との取引再開許可の決定を先送りしているとの一部報道で投資家心理が冷やされ、米国株先物が下落。為替は1ドル105円後半まで円高が進行している。日本が3連休中の米国株安・円高進行も警戒され、東京市場は上値の重さが意識されそうだ。

日経平均の予想レンジは2万0300円─2万0700円。

前日は中国人民銀行が設定した人民元の対ドル基準値が当局の元安誘導を想起させるものではなかったことで、米中対立が緩和するとの見方が広がった。市場関係者の間で安心感が生じ、米国株主要3指数はそろって上昇して取引を終えた。

ただ、米ホワイトハウスは米国企業がファーウェイとのビジネスを再開するためのライセンスに関して決定を先送りしている、とブルームバーグが報じたことで、米S&P総合500種Eミニ先物ESc1などが下落。ドル/円も105.80円台まで下落している。

前日の米国株高を評価すれば上昇して始まる可能性もあるが、今晩の米株安や円高が警戒されれば伸び悩みもあり得る。市場では「米中摩擦が鎮静化するのではないかという期待から前日のダウは400ドル近く上げたが、ファーウェイの話が出て期待が剥落した」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との指摘が出ていた。

トランプ米大統領は8日、ドル高に対する不満を再表明し、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策が製造業に悪影響を及ぼしていると改めて批判した。外為市場で直近安値の105.50円を割り込むようなドル安/円高が進行すれば、日本株も下げ幅を拡大する可能性がある。

きょうはシンガポールが休場。日本の4─6月期国内総生産(GDP)や中国国家統計局がまとめた7月のPPIとCPIなどが発表される。日本郵政(6178.T)や東京海上ホールディングス(8766.T)などの決算発表も予定されている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      20593.35 22362.92 19241.37

+76.79 2019年4月24日 2019年1月4日

シカゴ日経平均先物9月限 20775(円建て)

*内容を追加して再送します。

杉山健太郎

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