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今日の株式見通し=しっかり、円安が支援 利食い売りこなす
2017年11月1日 / 22:54 / 19日前

今日の株式見通し=しっかり、円安が支援 利食い売りこなす

[東京 2日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価はしっかりの展開が想定されている。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明に対し、米国株の反応は限定的なものとなったが、為替は1ドル114円台前半まで円安方向に振れており、日本株の支援材料となる見通し。3連休を前にした利益確定売りが見込まれるが、良好なファンダメンタルズを背景とした先高観は根強く、堅調地合いが継続するとみられている。

日経平均の予想レンジは2万2400円─2万2700円。

前日の米国市場で主要株価指数は高安まちまちだった。米10月ISM製造業景気指数は13年半ぶりの高水準だった前月の水準から低下した一方、10月の米ADP民間雇用者数は7カ月ぶりの大幅なプラスとなった。米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで金利据え置きを決定したものの、米国経済については堅調との見解を示しており、米国株を下支えした。

米経済指標やFOMC声明を受け、ドル高・円安が進行。ハト派とされるFRBのパウエル理事に対し、ホワイトハウスが次期議長に指名する意向を通知したと一部で報じられたが、パウエル氏の指名を市場はすでに織り込んでいたこともあり、足元では円安基調を維持している。

日経平均先物も上昇し、12月限はシカゴの清算値(円建て)が2万2530円。大阪取引所の夜間終値は2万2510円を付けている。序盤の東京市場ではこれらの水準が意識され、日経平均は堅調な滑り出しとなる見通しだ。

前日に400円を超す上昇となった日経平均の予想EPS(1株利益)は、良好な企業業績を反映する形で1日時点で1471円と、10月31日の1444円から急上昇した。一方、予想PER(株価収益率)は15.24倍にとどまっている。流動性相場が継続するとの期待も日本株の押し上げ要因となっているとの見方も聞かれる。

SBI証券・客員マーケットアナリストの藤本誠之氏は「前日は売り方から悲鳴が聞こえそうなぐらいの踏み上げ的な相場となった。FRBの副議長人事の部分はまだ見えてこないが、議長に指名されると報じられたパウエル氏がハト派といっても、米金利は上昇基調となるだろう」と指摘。「日経平均のPERが極端に上がっている訳でもない。いったん利益確定売りに押されたとしても、大引けにかけて上伸する可能性がある」とみる。

きょうは国内では10月マネタリーベース(日銀)や10月消費動向調査(内閣府) が公表される予定。三井物産(8031.T)やマツダ(7261.T)、ルネサスエレクトロニクス(6723.T)などが決算発表を行う。海外では米アップル(AAPL.O)が決算発表を行う予定。東京市場が休場となる3日は、米10月雇用統計が公表される。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      22420.08 22455.92 18224.68

+408.47 2017年11月1日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物12月限 22530(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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