January 9, 2018 / 10:52 PM / 5 months ago

今日の株式見通し=利益確定売りで弱含み、バリュー株に物色シフト

[東京 10日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みの展開が想定されている。前日の米国株は最高値を更新したものの、ドル/円JPY=は112円台後半を維持しており、日本株の上値を圧迫する材料となりそうだ。

年初からの急ピッチな株高を背景に、利益確定売りの動きも見込まれるが、米長期金利の上昇を受けバリュー株の物色も予想され、全体相場を下支えするとみられている。

日経平均の予想レンジは2万3700円─2万3900円。

米国市場では金融セクターの上昇などを追い風にダウ.DJIは102ドル高。S&P総合500種.SPXは6営業日連続で終値ベースの最高値を更新した。ナスダック総合.IXICも最高値を付けたが、上昇率は0.09%にとどまった。ハイテク関連の一角やディフェンシブセクターは売りに押された。

米金融株上昇のきっかけとなったのが米長期金利の上昇だ。日銀が前日、超長期債を対象とした国債買い入れ額を減額したことを受け、緩和的な金融政策が修正されるとの思惑が台頭。米10年債利回りは2.5%台まで上昇し、10カ月ぶりの高水準を付けた。

ただ為替はドル高/円安方向への反応がみられず、日経平均先物の上昇も一服。大阪取引所での同先物3月限の夜間終値は2万3820円。シカゴの清算値は2万3835円と、いずれも前日の現物の終値を下回っている。

日経平均は年明け以降の3営業日で上昇幅が1000円を超え、急速に株高が進行した。一段と上昇した場合はテクニカル指標などを通じ、過熱感が意識されやすい局面にある。「全体相場を動かすような材料は国内にはない。年明けの動きが急だっただけに、一旦は落ち着きを取り戻す感じになるだろう」(東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏)との見方が出ている。

1月限の日経平均先物ミニ・オプションの最終取引日を翌日に控え、先物への思惑的な売買に指数が振られやすい地合いにもある。だが売り込む材料が乏しいうえ、米長期金利の上昇は金融株やPBR(株価純資産倍率)の低い銘柄に追い風となるとみられており、指数については下値の堅い展開となる可能性が高い。

きょうは国内では10年物国債の入札が実施される。海外では米12月輸出入物価、米11月卸売在庫などが公表される予定となっている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      23849.99 23952.61 18224.68

+135.46 2018年1月9日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物3月限 23835(円建て)

*内容を追加します。

長田善行

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